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「意外に堅かったりして」ヴィクトリアマイル 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 今年のメンバーを見渡すと、前走の阪神牝馬Sで9着だったサトノワルキューレが気になりました。前走は最内の最後方から競馬で、メンバー最速の上がりでしたけれど、ゴール前では前が開かずに脚を使い切らないまま終わってしまったように見えました。今回も最内後方から前が開けば末脚を使い切る事が出来るかもしれないと思います。確かにもうワンパンチ足りないところもありますが、このレース傾向は前が残る事が多いレース傾向のように見えますが、前と言うより最内が有利なのかもしれないと思っています。

 見方によっては、大外一気が意外に届かない事が多いのです。勿論、アパパネやブエナビスタのレベルだと差し切ってしまうのですが、今回のメンバーはそこまで力差はないと思うのです。そうなるとコース取りが重要だと思います。それと17年に2着だったデンコウアンジュのローテーションを見ると、前走は福島牝馬Sで、その時は今年と同じ4着からこのレース2着をもぎ取っています。18年は福島牝馬S3着からの12着。

 しかし、18年は外枠で、内に入れる事が出来なかった上に外を回る事になり、展開としては最悪になってしまいました。17年はそれで上手く2着まで行けたのですが、大外でなければ勝てたようにも見えます。ちょっと怖い存在です。

 見た感じではミッキーチャームが良さそうですが、東京は今回が初めてなので、ちょっと心配ですが3番手ぐらいで競馬を進める事が出来れば凄く良い展開になると思います。東京ならアエロリットが良いと思うし、2走前のマイルCSの12着は、道中で前に出るのが早過ぎて端を切ってしまった事が原因だと思うので、無視出来ると思います。

 寧ろ、海外帰りだと言う事の方が気になります。しかし、過去10年だと、海外の場所は違いますがよく馬券に絡んでいます。前で残るならこの馬だと思います。

 それと東京適性を比べると、最近はレッドオルガ、クロコスミアよりフロンテアクイーンの方が調子が良さそうです。

ワイドBOX 11アエロリット、15カンタービレ、10ミエノサクシード
ワイドBOX 7ミッキーチャーム、6ラッキーライラック、8デンコウアンジュ
ワイドBOX 18フロンテアクイーン、3クロコスミア、2レッドオルガ

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