田久保市長は、10日以内に失職か辞職、議会解散をしなければならない。進退については、報道陣から質問されるものの、明言しないまま議場を去っていった。
議会側は、失職、辞職、議会解散の判断を見極めるため2~11日までを休会すると決定。失職、または辞職の場合は9月定例会が市長不在となるため質問日をもうけないとしている。
ネット上では「問題の本質は学歴詐称ごときを解決できない田久保市長の能力」「いまや本人も着地点を見失っている感じ」「保身だけで給与を稼いだ前代未聞の首長」といった声が上がった。一方で、「なんか弱い者いじめの様相になってきた」「粗探しして落とそうとしている再エネ利権派の戦術」「メガソーラー事業が停止になるのならば、学歴なんてどうでもいいから、市長を続けてほしい」といった声も上がっている。
伊東市をめぐる一連の騒動は、田久保市長の失職か辞職か議会解散で決着がつきそうだ。学歴詐称の怪文書が公開された時点で、詐称ではなく、勘違いと認めていれば違った展開になったかもしれない。何はともあれ、市民のためにも一度市政を安定させて、平常運転に戻す必要がある。滞っていた議題が進むのはそのあとだ。