発端となった福島党首が2023年8月4日にXに投稿したポスト。福島党首はこの日、日本で出生したものの在留資格を持たない子ども140人に対して政府が「在留特別許可」を特例で出す方針を固めたという報道を紹介しつつ、「なぜ140人なのか。小さいときに日本に来た子どもは対象外」と対応を疑問視した。
また、「親が不法に入国した場合は子どもは救済されない」と指摘しつつ、「しかし、難民の人たちは他人のパスポートで来る人が多いことも知ってほしい」と苦言を呈していた。
このポストをまとめサイトがあらためて紹介すると、猪狩は「他人のパスポートで来る人が多いことも知ってほしい」という福島党首の発言に触れ、「これは犯罪ですよね?」と指摘していた。
なお、そもそも「難民」はやむを得ず母国から逃げなくてはならない状況にあり、この場合の不法入国は日本も加入している難民条約で「刑罰を科してはならない」とされている。一方、難民と認定された場合、日本政府から難民旅行証明書の交付を受けることができ、これがパスポートの代わりとなる。
猪狩のポストに対し、Xからは「流石に難民ってのはどんなもんかってのを知ってほしい…旅行客じゃないんだよ」「難民になるような状況じゃあ正規のパスポート発行なんて望めないんじゃ…」「難民が何か分かってコメントしてますか?」「まさしく仰るとおりです」「その通りです 即刻強制送還」という声が集まっていた。