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「日枝院政」崩壊 日枝久取締役相談役“説明責任”果たさず退任 金光修社長「日枝氏の影響はまったくない」は信じられるか

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フジテレビ社屋

フジテレビは日枝久取締役相談役の退任を発表した。22人の取締役のうち、日枝取締役相談役を含む12人が3月27日で退任。

退任理由は明らかになっていないが、タレント・中居正広が起こした女性との問題で、同局の親会社フジ・メディア・ホールディングスの株主の1人が、株主代表訴訟を起こしたことが原因の一つと考えられる。

提訴されたのは、日枝氏や同局の港浩一前社長ら。提訴した株主は、トラブルを知らない取り締まりがいたのは、コーポレート・ガバナンス・システムが正常に機能していなかったと主張している。

同ガバナンスが機能していれば、トラブルについても報告がされているだろう。もちろん、「知らなかった」ということで責任逃れをしている可能性もある。

同局に限らず、日本は責任のある役職にいる人間が責任を取ることを嫌がり、押し付けあう風潮にある。管理職という立場は、本来であればその部署で起こったミスや事故について責任を取る立場にある。そのことを理解して、管理職になる人が減っている。

理想は管理職が、ミスのないように見張り、ミスが起きそうであれば、未然に防ぐことだ。どんなに目を凝らしても、ヒューマンエラーは発生する。ミスがあったときに、どう対応するかが大事だ。下を切ることもできるが、管理職の決定の下で動いていることも忘れてはいけない。決定を下したのは誰なのか?責任の所在は決定者にある。

中居氏の騒動に関しても意思決定者の下、実行されていたはずだ。現場にすべてを押し付けようとしていたのかもしれないが、今回は取締役12人が退任することとなった。ただし、いまだ誰の決定で同騒動が起こったかは明らかになっていない。誰も「責任は私にある」とは言わなかった。

そんな状況で清水社長の「日枝氏の影響はまったくないと判断いただけると思う」というコメントは信じていいのか?

信用回復にはまだまだ時間がかかるだろう。

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