時事ネタや風潮に対し、“物申す系”の動画を発信している、せやろがいおじさん。過去には、りゅうちぇるのタトゥーについて言及し、視聴回数約13万回を記録。また、9月には東京オリンピックのボランティアスタッフ募集に物申し、視聴回数26万回超を記録した。
そんな中、せやろがいおじさんは、今月24日に「松本人志さんの『死んだら負け』発言に一言【せやろがいおじさん 】」という動画をアップ。せやろがいおじさんが砂浜を走りながら、「お〜い、死んだら負けって言った松本人志さぁ〜ん、負けとか言わんどこ〜」と絶叫するシーンから始まるその動画の中で、せやろがいおじさんは、松本の言いたいことは分かるとしながらも、“負け”という言葉を使ったことによって、そこに引っ張られ、本来のニュアンスが伝わっていないことを指摘。また、メディアも被害者を憐み、加害者をバッシングする報道だけではなく、NPOの相談窓口を紹介することで、今も同様の被害で悩んでいる被害者も逃げ道を確保できるようになり、「メディアとしてより良い役割を果たせるとちゃうかな!?」と述べていた。
この動画はネット上で大反響を呼び、公開から2日後時点では視聴回数は10万回を突破。ネットからは「精神論で苦しめられている弱者はたくさんいる。すごく素晴らしい」「松本人志の発言は賛否あったけど、これ間違いなく賛同しかない」「『勝ち負け』じゃなくて『まず逃げよう』っていうのは、その通りでしかない」という声を集めている。
せやろがいおじさんの本業は、リップサービスというお笑いコンビのツッコミということだが、赤いTシャツにふんどしで海に向かって叫び姿が大反響を呼び、今ではネットユーザーはじめ、メディアも注目している存在。また、脳科学者の茂木健一郎も自身のツイッター動画で、せやろがいおじさんのモノマネを披露し、話題になった。
今回の動画については「ワイドナショーでこの動画取り上げられて欲しいくらいぐっときた」「松本人志とこの件で議論してほしい」といった声も集まっている。今後も独自の目線からの“物申す”動画で知名度を広げていくだろう。
記事内の引用について
せやろがいおじさん(ワラしがみ)公式ユーチューブより
https://www.youtube.com/channel/UCe6tWL2GoemBsKFLyn5ZpgA