10月6日には、二宮主演×波瑠ヒロインの映画「アナログ」が公開。“世界のキタノ”ビートたけしが監督ではなく、原作として携わる注目作だ。
嵐で最もジャンルレスな活躍をしている二宮だが、SNSでもキングになっていた。グループ活動を休止した翌21年4月にYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」を開設し、KAT-TUNの中丸雄一、Sexy Zoneの菊池風磨、Hey! Say! JUMPの山田涼介をメンバーに加えて行くと、チャンネル登録者がおよそ3週間で200万人を突破。日本最速記録を樹立した。さらに、今年はジャニーズの公式でトップだった嵐を抜いて、登録者数404万人に。初の400万人台で、その勢いはとどまるところを知らない。
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今年3月8日にツイッター(現X)を開設すると、3日後にフォロワーが100万人を突破。現在は190.7万人まで伸ばし、ジャニーズタレント個人で最多となっている。
俳優、インフルエンサーとしても力を持ち始めたが、背中を追うのは先輩の岡田准一であることに変わりはない。
二宮は16年に、映画「母と暮せば」で「第39回日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞。岡田は前年(15年)に「永遠の0」で初受賞していた。岡田にとっては、「蜩ノ記」で獲った最優秀助演男優賞とのW受賞。自身初だった。二宮は、今年2月に発表された「第65回(2022年度)ブルーリボン賞」で、「TANG タング」と「ラーゲリより愛を込めて」で主演男優賞を初受賞。岡田は前年(21年)、「燃えよ剣」と「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」で同じ賞を受賞していた。
「偶然か、二宮さんの前年に岡田さんが同じ賞を手に入れてきたので、二宮さんは2匹目ならぬ“3匹目のどじょう”を狙っているのです。岡田さんの次なる栄誉を待ち焦がれているとか」(芸能ジャーナリスト)
二宮は本番直前までゲームに勤しむタイプ。岡田は作品でアクショントレーナーも兼務しているため、撮影現場の稼働量は誰よりも多い。役への取り組み方は異なるが、ともに偉才であることは確か。
岡田は今年5月19日に、韓国映画「最後まで行く」の日本リメイク版が公開された。二宮は、来春のアカデミー賞発表が気が気じゃないか。
(伊藤由華)