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HMV&BOOKS SHIBUYAのユニフォームで登場した兼近。「最初で最後」の写真集は「山P(山下智久)のコンセプトをパクりました」。『虚構』というタイトルの由来を「あり得ない構図をあり得るような感じで撮っているわけじゃないですか。今までの写真集は全て作られたものですよというのを伝えるための暴露本。日常を装って非日常を演出しました」と解説した。
「毎年、顔ファンに向けて誕生日に何かする決まりがあって、『顔が好きだから、あまりおもしろいことをやらないでください』と言われてしまうんで、等身大の抱き枕を作ってみたりしたんですけど、今年は写真集です。ファンの皆さんへのプレゼント。セクシーなところや出しちゃいけないところも出ているかもしれません」と見どころを紹介した。
「今まで見たことがある人をイメージ」した写真集について、「一番こだわったのは、どっかで誰かがやってたやつ。絶対に誰かやってたよね、というのにこだわりました」と既視感を追求。お気に入りカットは、目黒蓮(Snow Man)をイメージした「濡れ目黒蓮」と「韓国のオーディションを勝ち抜いた男」。「見たらすぐ気づくと思うので」と自信をのぞかせた。
相方りんたろー。の反応は「僕に対するメッセージが一番短くてちょっとがっかりしたんですけど」と冗談を交えつつ、「嫉妬でおかしくなってましたね。あの方がやりたかったことというか、自分は美容や見た目は興味がなかったんですけど」とお株を奪うビジュアルで対抗心をチラ見せ。写真集を出したことで、「関係性はギクシャクしてますね。これが売れなかったら仲直りできるのかな。売れてより溝が深まると思うので」と茶目っ気たっぷりに語った。
「人間としての素晴らしい肉体」以外の注目ポイントは「近しい人からのコメント」で、「兼近の裏側が全部見れるんですよ。それだけで元が取れると思うので、ぜひ見てほしい。全くふざけてない(明石家)さんまさんのコメントもあって、あれだけで価値がありますから」とのこと。「点数で言うなら990点。TOEICだと満点でパーフェクト。1万2千部くらい売れてほしい」と微妙な目標で笑いを取っていた。
(取材・文:石河コウヘイ)