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阪神・佐藤のスタメン落ちに「懲罰では」の声 岡田監督は前日の三振に激怒? 中盤戦まで途中出場せず

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岡田彰布監督

 16日に行われた阪神対広島戦。阪神・岡田彰布監督が組んだスタメンの人選が話題となっている。

 注目が集まったのは、前日まではプロ3年目・24歳の佐藤輝明が主に務めていた三塁手の人選。岡田監督は16日の試合では佐藤をスタメンから外し、代わりにプロ4年目・25歳の小野寺暖を一軍では初となる三塁スタメンに抜擢した。

 小野寺は16日試合前時点で今季22試合と出場機会は少ないながら、「.400・0本・6打点」と打率4割をマークするなど好調。一方、佐藤は不振による降格から一軍復帰した7月5日~8月15日まで全試合で三塁スタメンを務めるも、今季成績は「95試合・.225・13本・56打点」と依然として振るっていなかった。

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 岡田監督の三塁人選を受け、ネット上には「佐藤と小野寺の数字を比べたら妥当」と納得の声が上がったが、中には「成績以上に昨日のプレーが響いたのでは」、「あっけない三振に監督怒ってたけどそのせいか」、「状況判断ができなかったことによる懲罰ではないか」といった推測のコメントも見られた。

 佐藤は前日15日・広島戦、「5-7」と阪神2点ビハインドの8回表無死二、三塁の場面で第4打席へ。この場面では、広島内野陣は1点やむなしとしたのか前進守備を敷いておらず、ゴロを転がせば最低1点は入る状況だった。

 しかし、佐藤は広島5番手・島内颯太郎の前に三球三振に倒れ走者を返せず。試合後の報道では、この打撃について岡田監督が「無死二、三塁で内野後ろ下がっとって、何を打ったらええの。二ゴロ打ったら1死三塁やで、1点差で」、「そういう状況の打ち方もできない言うことは、これはもうちょっとあかんわな」と呆れ果てたようなコメントを残したことが伝えられたが、これも16日のスタメン判断に影響を及ぼしたのではという見方もあるようだ。

 15日は「5-2」と阪神3点リードの4回裏1死一塁で三ゴロをファンブルするなど守備でも精彩を欠いた佐藤。迎えた16日の試合では試合中盤、5回裏までに途中出場はないが、6回表以降に代打起用されることはあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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