警察によると、男は24日午後11時頃、神戸市西区の路上で「あおり運転をされて口論になり、カバンから給料を盗まれた」と110番通報する。その後、警察は約30名が出動し、付近を捜索したが、男に警察署で詳細を確認すると、内容が二転三転。25日になり虚偽であることが発覚し、偽計業務妨害の疑いで逮捕した。
なぜ、嘘の事件をでっち上げたのか。警察の取り調べに対し、男は「妻に渡すと約束していた金を使った」と供述。そして、「ひったくりや強盗に遭ったと言えば妻も納得してくれると思った」などと話しているという。自身の使い込みを隠すために嘘の事件をでっち上げ、総勢30人の警察官を動かすとは驚きだ。
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兵庫県では21日にも、神戸市灘区に住む22歳無職の女が、浮気相手にキスマークを付けられた事実を隠すため、強制わいせつの被害を受けたとニセの110番通報を行ったとして逮捕されている。県民性などは関係ないと思われるが、同じ地域で同じ事件が発生することは稀であり、驚きだ。
この事件に、ネットユーザーからは「どうせパチンコかギャンブルに使ったんだろ。どうしようもない」「妻だって、信用しないんじゃないの?」「こんなのにも嫁さんがいるのが驚き」などの声が上がる。
また、「警察はしっかり代償を負わせるべきだ」「偽計業務妨害罪としているところに警察の怒りを感じる」「こういう犯罪を許さない世の中になってほしい」などの意見も出ていた。
妻の怒りを恐れ、犯罪をした男。短絡的な行動と言わざるを得ない。