警視庁が3月に暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで容疑者の逮捕状を取得したことを受け、警察庁は4月に国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配。5月には警察庁と警視庁の捜査員がUAEを訪問し、現地当局に協力を依頼していた。
その経緯を経ての逮捕とあって、「国外逃亡容疑者の逃げ得を許さないというメッセージを発信できたという点で、特に意義がある」と述べた。
>>緊急帰国し逮捕されたガーシー容疑者、警視庁の狙いはバックアップした人物?<<
同日、数十人がガーシー容疑者の動画を編集し、ユーチューブなどに再び投稿して広告料を得たうえで、ガーシー容疑者側に対価として数千万円を支払っていたことが報じられた。
警視庁は、こうした行為によって過激な動画が拡散し、ガーシー容疑者がより多額の収入を得たとみて金の流れを詳しく調べているという。
「ガーシー容疑者が〝切り抜き部隊〟と呼んでいたユーチューバーたちは、動画を拡散させて稼いでいたが、まさか、警視庁の取り調べの対象になるとは思いもしなかっただろう。へたをすれば、何らかの罪に問われる可能性も。もはや、警視庁はとことん捜査することになるだろう」(全国紙社会部記者)
ガーシー容疑者の逮捕後、政治家女子48党の立花孝志氏が弁護団を付けてガーシー容疑者の無罪を勝ち取ることを宣言。現在、弁護士しか接見できないというが、ガーシー容疑者が窮地に立って以後、芸能界の親友たちはダンマリになってしまったという。
「俳優の山田孝之、ONE OK ROCKのボーカル・Taka、UVERworldのTAKUYA∞はガーシー容疑者を見捨てず、ガーシー容疑者も感謝していた。しかし、3人ともそれぞれの仕事のことを考えると、ガーシー容疑者について何らかのコメントを発するのは難しいのでは」(芸能記者)
とはいえ、ガーシー容疑者の身を案じているはずだ。