イギリス・ウォリントンの路上で、下半身を露出させたとして、公然わいせつの疑いで逮捕・起訴されていた男の裁判が開かれ、裁判所が男に有罪判決を言い渡した。海外ニュースサイト『Daily Mail』『Warrington Guardian』などが5月15日までに報じた。
報道によると2022年9月ごろ、ウォリントン在住の女性(年齢不明)が路上にいたところ、34歳の男が「たばこをくれないか」などと話しかけてきたという。女性に近づいた男は、突然局部を露出し、性的行為(自慰行為とみられる)を始めた。しかし女性は動揺することなく、「私の飼い犬よりも、ナニが小さい」などと男に言い放ち、嘲笑したそうだ。男は恥ずかしさのあまり、その場から逃げ出したという。
>>サウナで「股間のサイズ」を嘲笑された男、刃物で友人の胸を突き刺し重傷を負わせる<<
女性は警察に通報した模様。捜査関係者によるとここ最近、同様の被害が複数報告されていたという。公園で遊んでいた子連れ男性の目の前で、ズボンを下ろして下半身を露出させ、しゃがんで用を足すポーズを取った男の情報や、近くの小売店前で、男が繰り返し下半身を出し、店舗の外壁に小便をかけるなど、「露出男」の犯行とみられる報告が相次いで寄せられていた。
捜査を開始した警察は、一連の犯行が同一人物によるものとみて捜査を進めていた。男が御用となったのは、とある男性の事件だ。同年9月初め、男性が飼い犬の散歩で近所を歩いていた。このとき男とすれ違い、同性愛者を差別するような暴言を男に吐かれたそうだ。男性は男を無視して取り合わなかった。さらに9月6日、男性はスーパー前の路上で、偶然にも男と遭遇。周囲に子どもがいたにもかかわらず、男はズボンを下ろして、局部を露出させたという。
この露出事件から数日後、男性は再び男を近所で見かけた。男性は友人に連絡。友人が駆けつけて、男を取り押さえた。警察は、周辺で発生していた一連の露出事件の犯人として、公然わいせつ、脅迫など複数の罪で男を起訴した。男は容疑を否認した模様。5月11日に開かれた裁判では公然わいせつで有罪となり、禁固刑46週を男に言い渡したという。
このニュースが世界に広がるとネット上では「女性の対応が秀逸」「無反応が一番の痴漢撃退方法だと思う」「女性の飼い犬がチワワなら、男に同情してしまう」「男性女性子ども、誰にでも露出しまくり。発情期の動物のようだ」「刑期が短すぎる。性癖は治せない。一生刑務所に閉じ込めておいてほしい」「ナニを見せただけ。危害を加えたわけではない。まだマシな方」「いきなりナニを見せられたら精神的にはトラウマになる」といった声が上がった。
公共の場での露出行為は、迷惑極まりない。何よりも自分が恥ずかしい思いをしないためにも、やめておいた方が無難だろう。
記事内の引用について
Warrington woman sees off suspected 'flasher' by 'bursting out laughing' and telling attacker 'my dog has a bigger penis than you'(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-12082963/Warrington-woman-sees-suspected-flasher-telling-attacker-dog-bigger-penis-you.html
Woman ridicules flasher’s penis size as he expose himself to her(Warrington Guardian)より
https://www.warringtonguardian.co.uk/news/23518435.woman-ridicules-flashers-penis-size-expose/