警察によると、男は14日午後7時頃、大阪市西成区のパチンコ店に設置されたトイレで、所持していた使い捨てライターで火を放ち、燃やそうとした疑いが持たれている。偶然、トイレに入った店員が、火がついていることに気が付いて消火した。結局、便座の一部が燃えたものの広がることはなかった。
その後の調べで、容疑者として同区に住む74歳無職の男が捜査線に浮上。現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕した。男はこのパチンコ店を利用しており、取り調べに対し「火をつける前に1万円パチンコで負けた」「腹いせに燃やしてやろうと思った」などと話しているという。
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なんとも凶悪かつ短絡的な動機による事件に、ネットユーザーからは「放火は大罪。きっちりと裁いてほしい」「パチンコはもちろん、ギャンブルなんて儲かるはずがない。怒って火をつけるくらいなら、最初からやるべきではない」「パチンコに負けない方法はパチンコをやらないこと。金をすりに行って、逆ギレするのはおかしい」「仮に店員が火に気がつかなければ、大惨事になっていた。重罪だよ」と怒りの声が上がる。
また、「非常に凶悪で怖い。怒りを制御できていない」「74歳で無職、パチンコの資金はどこから得ているのか。生活保護だとしたら、非常に腹が立つ」「人間性に問題がある。西成はこういう人物が潜んでいるのだろうか」などの意見も出ていた。