相模原市によると、処分を受けたのは環境経済局に勤務する34歳の男性職員。2022年6月から7月にかけ、相模原市中央区のパチンコ店トイレに設置されていた7台の温水洗浄便座の操作パネルを足で蹴り、壊した。店が被害届を出し、警戒中の警察が男を発見。男は容疑を認め、店に全額弁済した。男は今年2月に相模原簡易裁判所に罰金20万円の略式命令を受けている。
子どものような犯罪の動機は何だったのか。市の聞き取り調査に対し、「同僚や動機が結婚をしたり子どもをもったりしている中で自分だけ独り身だった」「憂さ晴らしにパチンコをしていたら、負けてしまいその腹いせにやってしまった」と話しているという。
>>50代市職員、免許証を偽造したうえ飲酒出勤 不審に思った職員がアルコールチェック実施<<
この事件に、ネット上では「独身でもめげずに頑張っている人はたくさんいる。異常な犯行の動機を独身のせいにするな」「パチンコに負けて器物損壊をするような人物だから結婚できないんでしょ」「自己肯定感が低い人間だと思う。アンガーマネジメントもできていないし」「公務員で安定した収入がある。なぜ結婚できないのか」などと呆れの声が上がる。
また、相模原市の処分にも「こんな人物が、われわれが支払った市民税で生活している。市民税は所得に応じて取られ、生活の事情はあまり反映されない。娯楽を我慢している人々からむしり取った金をパチンコに使うのが許せない」「普通の会社ならクビじゃないの?」「相模原市の処分が甘すぎる」という指摘も出ていた。