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売却額が気になる早くも配信がスタートしたキムタクの主演映画

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 木村拓哉が主演し、綾瀬はるかがヒロインを務めた映画「レジェンド&バタフライ」(大友啓史監督)が、12日からAmazonの動画配信サービス・Prime Videoで、見放題独占配信されている。

 東映70周年記念作品として製作された同作は、木村演じる織田信長と、綾瀬演じる濃姫の知られざる夫婦の物語。「コンフィデンスマンJP」シリーズなどを手掛けた古沢良太氏が脚本を務めた。

 1月27日に劇場公開され、公開からまだ4か月弱しか経過していないにもかかわらず、世界200以上の国と地域において、見放題独占配信。プライム会員であれば、追加料金なしで何度でも楽しむことができる。

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 「キムタクがこれまでにないほど宣伝活動に力を入れ、製作サイドもかなりのヒットを期待していた。ところが、なかなか客足が伸びず、2月中旬に興行収入が20億円を突破したことまでは発表されていたが、それ以降、全く同作に関する数字の発表がないと思っていたら、いきなりアマプラでの配信スタートが発表。異例の展開となった」(芸能記者)

 同作は、日本映画では異例の製作費20億円をかけた大作で、損益分岐点は興収35億円と言われ、なかなか高い〝ハードル〟が設けられてしまった。

 一方、アマプラといえば、3月にはテレビ朝日、TBSとともに野球世界一決定戦・WBCの放映権を取得。

 さらには自社で、実写化が難しいと言われていた人気コミックを映画化した「沈黙の艦隊」(9月29日公開)の製作を手掛けるなど、潤沢な資金力を持つことで知られている。

 「キムタクの主演映画の興収は25億円ほどと言われているが、アマプラが10億円を支払って〝損失補塡〟した可能性も。そこで、東映と強固なパイプを作り、今後、続々と東映作品を公開から時間が経たないうちに配信することになるのでは」(映画業界関係者)

 木村の主演映画は、映画界に新たな歴史の1ページを刻んだようだ。

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