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アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ ソルティドッグ編

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ソルティードック

今回は《ソルティドッグ》を紹介致します。お酒を飲めない人でも名前は知ってるこのカクテルは、下手すりゃ居酒屋にもあったりします。

レシピはとってもシンプルで、《縁に塩を付けたグラス》に、《ウォッカ》40~45ml、《グレープフルーツジュース》適量、氷3個程度ってな具合です。

このグラスの縁に塩が付いているのは《スノースタイル》と言います。

グラスに雪が付いているようでとっても洒落てます。

実は、この《スノースタイル》は和製英語なので海外では通じません。

ちなみに英語だと《rimmed with salt/縁に塩》と言います。そのまんまやんけ。

ネーミングとしては《スノースタイル》の方がカッコイイと思います。*個人の感想です。

基本のやり方としては、平皿に塩を敷きます。グラスの縁を《カットしたレモン》で濡らし、先程のお皿にグラスを逆さまにして付けます。

グラスの底を軽く叩き余分な塩を落とします。これだけです。

スノースタイルは塩だけではありません。

砂糖でするのもありますし、果汁の代わりに《ブルーキュラソー》で縁を濡らし、ほんのりと色が付いたスノースタイルにしたり、ココナッツの粉を付けてみたり、塩を色が付いている物にしてみたり等、色々なバリエーションがあります。

ベースのウォッカですが、これはお店の好みで良いのではないでしょうか。

グレイグースなどのプレミアムウォッカでも良いでしょうし値段が安いスミノフでも良いでしょうし使いやすさでフィンランディアでも良いでしょう。

グレープフルーツはフレッシュでもパックのジュースでも良いと思います。

ちなみに100%未満は《ジュース》と呼べません。《エード》と言います。

まぁオーセンティックバーでしたらフレッシュを使っているのではないでしょうか? その場合《スクィーズ》と言う絞る作業が必要なのですが、下手くそが力任せにグリグリやると苦くてえぐい不味いジュースが出来上がります。

ハンドルが付いたスクィーザーも頂けません。

ぶっちゃけ上手な所は少ないですが、当たりを引くととても美味しいカクテルを飲む事が出来ます。うち?うちは味を安定させるためにパックのジュースです。

オーセンティックでは無いので。。。
氷ですが、製氷機の氷は論外です。

製氷機の氷は水道水なのでカルキ臭いですし、溶けるのも早いです。

家飲みする時にもここは、こだわりましょう。

このカクテルはスノースタイルにしなければ《テールレスドッグ》や《グレイハウンド》と呼ばれ、こちらを好む方も多いです。

ここで《ブルドッグじゃねーの?》と思った方、それも正解です。が、日本国内に限った正解となります。

他の国でブルドッグを注文すると全く違うカクテルが出てきますので、ご了承下さいませ。

あと、グレープフルーツを使っているので《お薬》との相性があります。

グレープフルーツの成分のせいで急激に薬が効きすぎてしまう事が多々ありますので飲む方も作る方も一声掛けるのが良いと思います。

何かあっては困りますし、お酒は楽しく飲みたいですからね。

あ、それと・・・どんなに塩が好きでもグラスを一周しない方が良いと思います。

中の人が若干引きますのでw
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT

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