加藤はあいさつの冒頭で、「考えてみたら僕、19歳の時に、15万円だけ握り締めて東京出てきたんですよ。15万円だけ握り締めて東京出てきたんです。それが19歳の時で今53(歳)です」と明かし、その上で『スッキリ』が17年続いてきたことを説明。自身のキャリアの半分を『スッキリ』で過ごしたことになると明かした。
加藤は番組について「1年かそこらで終わるだろうと思っていました」と言いつつも、17年続いたことについて「本当にスタッフの皆さんと演者の皆さんと、皆さんのおかげ」とコメント。さらに「俺、ムチャクチャ更生したなと思ってますよ」と話すと、スタジオからは拍手が起こった。
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さらに加藤は「みんな僕を『スッキリ』させた」と感謝。また、「『スッキリ』の役割はもう僕は果たしたと思っています。次の番組、そしてテレビの新しい未来のために、『スッキリ』はここで終わって、次に進む。僕も含めて次に進みたいと思います」と話していた。
この挨拶にネット上からは、「17年間ってすごい!」「終了がこんなに残念な番組ははじめて」「いろいろあったけど、終わるとなるとやっぱり寂しい」「泣きそうになった」といった称賛が集まることに。
一方、ネット上からは、「時代は変わっていくのに、お笑いは変わらない」「ペンギン事件のせいでどこか薄っぺらく聞こえる」「あのやらかし直後で『更生』って言われても…」「ペンギン騒動あったから全く説得力ない」といったツッコミの声も集まっていた。
3月24日放送回で、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が『那須どうぶつ王国』の『ペンギン池』から中継を行った際、2回池に落ちたことが物議を醸した本番組。ワイプ越しに春日に対し「気をつけろよ!」「落ちるなよ」とあおった加藤もこの騒動に加担したというイメージが強い。
最終回直前のやらかしが、せっかくのいい挨拶に水を差してしまったようだ。