第121回は、貴司(赤楚衛二)は舞(福原遥)に、短歌をやめようと思っていることを打ち明ける。舞はその理由を尋ねるが、貴司はどうしてもできないとこぼし、舞と歩と一緒にいて幸せでそれで十分、だから短歌から離れたいと言い――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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第120回の時点で、前回出した歌集から3年経っても短歌が書けずに悩んでいた貴司。その後、ナレーションで1年時間が経過したことが明かされ、貴司がようやく舞に短歌が書けないことを打ち明けた第121回だが、ネット上からは困惑の声が集まっているという。
ここ数回、ずっと暗い表情を見せ続けてきた貴司だが、「短歌をやめたい」という言葉に舞は驚き、「少し時間置いてみたら?」と止めるも貴司は「もう十分考えてん」と返す。
その晩、貴司はデラシネに泊まったが、翌朝になって舞はおにぎりを握ってデラシネに差し入れ。その場で「やっぱり歌はやめたくない」と明かした貴司に、舞は師匠である八木(又吉直樹)がいるパリまで会いに行くことを勧め、2020年1月に貴司は旅発つことに。
その場では娘と一緒に寂しそうな表情を見せていた舞だが、次のシーンでは一転。自身が現在手伝っている「空飛ぶクルマ」事業を行っている倉庫を訪れ、手伝いの人の多さで大学時代のサークルのプチ同窓会状態になっている場所へ、タコ焼きを笑顔で差し入れる舞の姿が描かれた。
この舞の一連の行動に、ネット上からは「体よく暗い夫追い出した?」「舞の家庭を顧みない感じ、結構モラハラっぽい」「貴司が悩んでることとか全く気にしてないんだな」「即切り替えて仕事楽しむのは逆にすごいわ」「めっちゃ切り替え早いじゃん!」といった驚きの声が集まっていた。
数年間も暗い表情を見せ続けていた夫の様子を視界にも入れず、旅立ちを見送った後は笑顔で昔の仲間と合流した舞。その切り替えの早さに視聴者も困惑しきっていた。