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SNSなどでギャル芸人として人気を博す荒川だが、本書はその荒川のギャル語録とユーモア溢れる写真を集めた日めくりカレンダー。荒川は登壇すると、「こんな風にやらせてもらえると夢にも思っていなかったので嬉しいです。何より写真全部盛れました。そこはこだわりました」と嬉しそうな表情で感想を述べる。
荒川のギャル語が少しずつ世間に受け入れられていることについても「明るいねとか、ポジティブだねとか言ってもらえるんですけど、自分的にずっとポジティブなわけではない。でも、自分が年の近い人だけでなく、日々頑張っている大人の方や普段関わらない方などいろんな人に言葉が届けばいいなと思います」と話す。
本カレンダーについては「受験生の方なら、夜とか眠い時とかチカチカするので目を醒ましたい時に使って欲しい」と述べ、「疲れて立ち上がるのしんどい時、ちょっとだけ腰を上げたい時、一歩だけ前に進める力になればいいなと思います。働いている方はデスクに置いていただければ嬉しいです」とアピール。
一番気に入っている言葉を聞かれると、「やる気!元気!ドンキ!、これです」と嬉しそうに述べ、「これを出させてもらうことになって、渡辺直美さんや藤田ニコルさん、ゴリエさんの日めくりを見たりしたんです。にこるんさんのを見て、写真がいっぱいあってもいいんやって。参考にしました」と感慨深げなコメント。目標は渋谷の109に絡めて「109万部」だと言い、相方のはるの反応についても「『発売するんやったら一応、ひと言言っといてな』って。相方は知らなかったみたいです」と紹介した。
最後に、ホワイトデーにちなんでバレンタインやホワイトデーの思い出を聞かれると、「毎回バレンタインデーは、仕事で会った人全員に渡すというのをやっていまして、(吉本の先輩の)ライスさんとかに渡したらすごく喜んでもらって……。若手よりおじさんの方が喜んでくれるんやって気づきました」とコメント。過去にほろ苦い思い出もあったと言い、「16とか17の時に、元カレに手作りのホールケーキをあげたんですけど、彼の苗字をホイップで書いて、『美味しい?ほんまのこと言って』って言ったら、『ちょっと味薄いかな』って言われて泣いた記憶はあります」と回顧。「ホワイトデーはもらったことないかも」と話して笑顔を見せていた。
(取材・文:名鹿祥史)