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サッカー日本代表がアパホテルと提携、2026北中米W杯へ強力タッグ 元谷社長「運の良いアパのサポートで夢を実現」

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日本サッカー協会・田嶋幸三会長、アパホテル株式会社・元谷芙美子社長

 『JFA・アパホテル サッカー日本代表パートナーシップ契約基本合意記者会見』が7日、横浜市内で行われた。

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 今回締結されたのは『JFAナショナルチームパートナー契約』で、期間は2023年3月から2026年末まで。対象には、なでしこジャパンやフットサル日本代表など全カテゴリーの日本代表が含まれる。

 公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は「アパホテルのコンセプトである『JAPAN PRIDE』は日本サッカー協会、日本代表のコンセプトと相通じるものがあります。JFAが持つ資源とアパホテルのブランド力、ネットワークを融合させて、新しい価値を生み出すことが日本代表の強化につながり、多くの皆様が夢や誇りを持てる社会づくりに貢献できる」とパートナーシップ締結の趣旨を説明した。

 アパホテル株式会社の元谷芙美子取締役社長は「使命と役割の大きさに身が引き締まる思いです。運の良いアパがサポートさせていただければ、必ずや夢を叶えることができると確信しております。51年間、一度の赤字もなく金字塔のような成績を出してきました。納税金額は2千数百億を超えていると思います。サポートにつく会社が日本の代表としてふさわしいように、社長として頑張っていきたい」と挨拶した。

 アパグループの元谷一志社長兼CEOは「2006年ドイツ大会のカイザースラウテルンでの日本対オーストラリア戦を見て以来、機会があればサッカーに携わりたいと思ってきました」とサッカーとの出会いを紹介。「アパホテルはカナダとアメリカで約40店、コーストホテルブランドとして約5千室を展開しておりまして、アパとコーストのシナジーも十分に考えられるということで、熟慮の結果、提携を推進することにしました。皆さまとともに強いサッカー日本代表を後押ししたい」とカナダ、アメリカ、メキシコの3か国で開催される2026年大会に向けて展望を明かした。

 JFAの宮本恒靖専務理事は「私たちもサッカーファミリーとどのように向き合っていくか、事業にどれくらい投資したら結果が出るか、見ていかなければならないと思います。アイデンティティーについては、スポーツの力をいかに社会に還元していくかトライしていく必要があると思っています。アパホテルに学ばせていただきながら、これからも良い関係を作っていきたい」と今後の関係強化に意欲を見せた。

(取材・文:石河コウヘイ)

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