第8話は、泰生(白鳥晴都)の事件の真相を書いた由貴(宮澤エマ)の記事は、鶴巻(岸部一徳)によって握りつぶされた。鴨井(片平なぎさ)の地位を脅かす鷲津(草なぎ剛)の行動をこれ以上見過ごせないと判断した鶴巻は、鷲津を永田町から排除するよう鷹野(小澤征悦)に命じ――というストーリーが描かれた。
>>『罠の戦争』犯人確定も、“真犯人”考察が過熱!「逆に怪しい」かたまり重要人物説も<<
※以下、ネタバレあり。
第7話で、息子・泰生の事件の犯人が鴨井の息子・文哉(味方良介)だと確信した鷲津。視聴者の間では、別の真犯人がいるのではないかと話題になっていた。
しかし、第8話で泰生が目覚め、病室に文哉が謝りに来るという展開に。文哉は当時、過酷な労働環境でクレームにも遭い、ようやく休めたバスで、座席に座っていることを泰生に注意されてカッとしたとのこと。その後、警察にも出頭し、鴨井は会見を開いて、大臣と議員を辞職することを発表するという展開が描かれた。
この展開に、ネット上からは「ストーリーの核があっさり解決して拍子抜け」「ストーリーの根本として軽すぎる」「解決早すぎてガッカリ」「こんなあっさり展開でいいの?」という困惑の声が集まっている。
「息子の事件は、本作のテーマである『戦争』のきっかけとなった事件。その真相があっさり解明されてしまったことに、拍子抜けした視聴者も少なくありませんでした。一方、ネット上からは『“突き落とし事件に何か真相があると思わせといて、そこは本筋ではなかった”という意味で視聴者も罠に掛けられたのでは?』という指摘も。罠は登場人物ではなく、むしろ視聴者に対して掛けられているのではないかという解釈もあるようです」(ドラマライター)
物語の核である事件の犯人が分かってしまったが、次回からは改めて復讐編が始まるのだろうか――。