『北の国から』シリーズは、2021年に亡くなった俳優の田中邦衛さん主演による名作ドラマで、スペシャル版が不定期で2002年まで放送されていた。
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岡村隆史は、このシリーズで田中さん演じる黒板五郎の息子である純を演じた吉岡秀隆と共演する機会があった。そこで岡村は「言うてええのかわからんへけど、本人に言うてん」と裏エピソードを披露した。
岡村いわく、「『めちゃイケ』が小西プロデューサーだった時代、北の国からのワンシーン、バラエティ番組が流れるシーンで『めちゃイケ』を流してもいいですかと打診があって、小西プロデューサーが普通に断った」と裏話を暴露した。
「北の国から」の大ファンである岡村はその話をあとから聞き、「なんでやねん」と怒ったという。
実は出演者の裏設定で、純がお笑いやバラエティ番組が好きという設定があった。そこで同じ局の人気バラエティ番組である「めちゃイケ」が流れる計画があったという。しかし、当時の番組プロデューサーだった小西康弘氏が勝手に断ってしまったという。小西氏は岡村がコントで「こにしプロデューサー」を演じるなど、初期「めちゃイケ」の名物スタッフの一人として知られる。
これには矢部浩之も「小西さん、二択間違えてん」と強烈ツッコミ。さらに、岡村は「吉岡さんもちょっと覚えていて、『僕が真面目な話をしている後ろで、ずっとバラエティが流れているシーンありました』」と岡村に伝えたという。
矢部は「(当時の)制作はこだわりのある人たちが集まっていたから。あまりほかで使うとかね」とオファーを断った裏事情をフォローしていたが、岡村は「全然使っても良かったのに」と残念そうだった。実際に「北の国から」で流れたのは『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)のワンシーンだったという。
これには、ネット上で「小西さん懐かしい。今何してんだろ」「『めちゃイケ』と『北の国から』のコラボ見たかった」といった声が聞かれた。