2.18アメリカ・サンノゼ大会のダブルメインイベントIIで行われたIWGP世界ヘビー級選手権では、何度も名勝負を繰り広げてきた棚橋を挑戦者として迎え撃ったオカダ。両者の激しい真っ向勝負は、21分08秒、オカダのレインメーカーで決着。試合後、場内の大歓声に応えてオカダは「THIS IS PRO WRESTLING! THIS IS NEW JAPAN PRO WRESTLING!」と堂々のマイク。その後、「棚橋さん、またドリームタッグチームを復活させましょう。そして、IWGPタッグチャンピオンになりましょう!」と激闘を終えた棚橋にタッグ結成を呼び掛けた。
バックステージでもオカダは「サンキュー・ベリマッチ。ふう…。ホントにこうやってね、チャンピオンとして棚橋さんと闘えて、新日本プロレスの闘いというのを、サンノゼのアメリカのみなさんに見せることができて本当に良かったなと思います。ま、リング上で言ったように、棚橋さん、まだまだ老け込むのは早いでしょう?俺と IWGP タッグどうですか?俺はね、また去年以上に盛り上げたい。そう考えたらね、またタッグのベルトも狙っていきたいと思うし。俺と棚橋さんで、正直、戦績はそんなに良くないけれども、シッカリと俺らの闘いってモノをまた見せて、今度はタッグチームチャンピオンとして、サンノゼに帰ってきましょう」と棚橋とのタッグをアピール。
昨年の1.8神奈川・横浜アリーナで、プロレスリング・ノアの武藤敬司&清宮海斗と対戦するなど、これまでも様々な局面でドリームタッグを結成してきたオカダ&棚橋だが、本格的にタッグ王座のタイトル戦に絡むのは今回が初となる。王者組の後藤&YOSHI-HASHIは、昨年の『WORLD TAG LEAGUE 2022』で2連覇を果たして、今年の1.4東京ドーム大会ではAEWの“FTR”キャッシュ・ウィーラー&ダックス・ハーウッドから、IWGPタッグ王座を奪還して2度目の戴冠。2.5北海きたえーる大会では、“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストを相手に初防衛を果たした。
どちらのチームにとっても負けられない闘いだ。
(どら増田 / 写真©︎新日本プロレス)