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警視庁やアメリカ企業に直電、元祖・炎上系? ANN人気だったあのねのね《今なら大炎上!? 知られざるラジオ事件簿》

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 今は芸能人のちょっとした発言や振る舞いが、ネットで炎上してしまう時代だ。だが、かつては視聴者が意見を発信する手段が少なく、特にラジオ番組はテレビに比べて目立ちにくいため、今なら大炎上となりかねないハプニングが多く存在した。

 ニッポン放送が、名物深夜番組『オールナイトニッポン』放送開始55週年を記念したスペシャル番組を2月17日から20日にかけて放送し、タモリ、松任谷由実、伊集院光など歴代の名物パーソナリティが復活したが、そこから漏れた人選もある。復活を望む声があったパーソナリティに、あのねのねがいる。ネット上では「あのねのね復活希望」「ここにあのねのね並んで欲しい」といった声が聞かれた。

 ​>>放送中に自慰、空港がパニック、ハチャメチャだった電気グルーヴの伝説的番組《今なら大炎上!? 知られざるラジオ事件簿》<<​​​

 あのねのねは清水国明と原田伸郎によるフォークデュオだが、バラエティ番組などにも多く出演した。さらに『オールナイトニッポン』のパーソナリティも、1973年7月から76年9月まで断続的に務めている。

 この番組は、さまざまなイタズラ企画を仕掛けたことで知られる。深夜の生放送中に警視庁に電話を掛け、「これからスケベなことをするので逮捕して下さい」と話したほか、政治家を巻き込む大規模な汚職事件であるロッキード事件のさなか、当のロッキード社に電話を掛ける企画も行われた。英語のやりとりを担当したのは番組の構成作家を務めていた景山民夫氏だった。

 さらに、あのねのねが始発の山手線に乗ることを告知したところ、駅ごとにリスナーが殺到し、窓ガラスが割れるハプニングも起こしている。

 やっていることは、さながら炎上系YouTuberのようだが、時代状況もあって「お咎めなし」「シャレ」で済まされていたようだが、今なら大問題となりそうだ。

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