富川アナはテレビ朝日を昨年3月末で退社し、4月からトヨタ自動車所属ジャーナリストに。昨年12月30日には「トヨタイムズニュース」を初配信していた。
富川アナは生配信の冒頭から登場。「今回は豊田章男社長がステークホルダーの皆さまにお伝えしたいことがある、ということで、緊急生配信いたします。それでは社長、よろしくお願い致します」と伝えた。
その後、豊田社長が4月1日付で会長に就任し、佐藤恒治執行役員が次期社長に昇格する人事を発表した。
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もともと、「トヨタイムズ」の編集長は俳優の香川照之だったが、ホステスへの性加害報道もあって昨年末で退き、富川アナを起用。古巣のテレ朝系「報道ステーション」の合間に流れる「トヨタイムズ」のCMで富川アナの顔がお茶の間に流れ、話題を呼んでいた。
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、富川アナの父は、カナダトヨタや関連会社で社長も務めたトヨタの元重役で、その縁もあってトヨタ入り。
富川アナが、転職直前に夫婦で取締役に名を連ねる形で事務所も設立。設立時の社長には「報ステ」の演出を担当し、富川アナと長年親交の深い人物が就任。
その事務所の所在地はトヨタ系の広告会社内になっているそうで、トヨタ社内での富川アナの存在感は益々高まっているという。
「テレ朝に残っていても、『報ステ』のキャスターを外されてしまっていただろうし、華やかな舞台で活躍する機会に恵まれなかっただろう。それに比べ、今後、トヨタは重要事項などは『トヨタイムズ』で発信する体制に切り替えたため、ますます富川アナの需要は高まるはず。転職は大成功だった」(放送担当記者)
元同僚たちも、活躍をうらやましがっているはずだ。