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ヤクルト村上宗隆、栗山監督から直電で「日本を背負って」と依頼 WBC選出の舞台裏明かす

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村上宗隆

 東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が25日、都内で行われた「Lark新CM発表会」に出席した。

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 村上はこの日、法人向け無料ビジネスコミュニケーションツール「Lark」のアンバサダーに就任。同社のCMにも出演し、25日より公開されることを発表。CM撮影については「どんな感じなのかワクワクしました。慣れないことも多く、たくさん撮られて恥ずかしかったんですけど、皆さんの協力のおかげでいいCMになったと思います」と感想を述べた。

 CMの出来栄えについては最初、「50点くらい。まだまだ進化し続けないといけないので」と辛口評価だったが、この日改めて完成したCMが披露されると、「最高です」と満面の笑み。「今の見たら100点でもいいのかなって思っちゃいますね」と嬉しそうに話して会場を和ませた。

 今シーズンの目標を聞かれると、「日本一奪還」「東京ヤクルトスワローズがこれまでしたことがないリーグ3連覇」「個人としてもキャリアハイの成績を残す」と三つの目標を掲げ、「まだまだ進化できると信じているので頑張ります」と意気込み。「自身の理想形」「野球選手の最終進化形」についても「いつか野球人生が終わるけど、終わった時にいいプレイヤーになれたなと思えることが理想。進化し続けることが大切」と話した。

 また、新成人へもメッセージを送り、「困難の乗り越え方」について「人はどんな時も不安な気持ちにもなりますし、結果が出ないと辞めたい、辛いという時もあると思いますが、僕の場合は大きな目標を持ち、それを見失わずにやれば、どんなことも一生懸命できると思ってやっています」と持論を述べる。職場環境を優れたものにする大切さについても、野球を例に力説し、「野球をやる環境はすごく大切ですし、野球というスポーツは環境に左右されたり、個人の成績もそれで変わったりする。一流の環境が必要」と自身の考えを述べた。

 最後に村上はWBC選出の舞台裏についても振り返り、「栗山監督から直接電話で『日本を背負って頑張ってくれないか』と言われました」と栗山英樹監督とのやりとりを紹介。「より一層、世界一に向けて頑張っていこうかなと思いました」と述べ、応援してくれている人が多いという地元熊本のファンにも「応援してくださる皆さんには、楽しんでもらえるような、ワクワクするようなプレーをお見せしたいです」と話して笑顔を見せていた。

(取材・文:名鹿祥史)

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