会談を終えた自民党・世耕弘成参院幹事長は、「ガーシー議員がこの通常国会でも登院、今のところしていないということに関して、懲罰に付するということに関しては、(野党の)各会派からそんなに異論はなかったと」とコメント。
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自民、立憲両党の会談では、国会法に基づき、今の通常国会の召集日から7日間欠席した段階で、参議院議長が出席を求める招状を出すなどの手順を踏んだうえで、懲罰委員会にかける方向で一致したという。
ガーシー議員は、3月上旬に帰国して国会に出席するとしているが、帰国を待たずに懲罰となる見通し。参議院で懲罰が科されることになれば、2013年に北朝鮮を無許可で訪問したアントニオ猪木氏以来となる。
「インスタグラムの更新を続けているガーシー氏はまだ追い込まれたようには感じていないと思われるが、状況的にはすっかり追い込まれてしまっている。悪い前例を作らないように国会総出でガーシー氏をつぶしにきていることは明らか」(永田町関係者)
ガーシー氏をめぐっては動画投稿サイトで著名人を中傷、脅迫したという訴えをもとに、警視庁が任意の事情聴取を要請済み。そしてすでに、暴力行為法違反(常習的脅迫)容疑などで関係先のいくつかが家宅捜索を受けていた。
「ガーシー氏の一件では警視庁の捜査2課が動いている。というのも、ガーシー氏の周辺には複数の金融関係の事件に絡んだ人物がいて、その人物たちの逮捕をもくろんでいるとも言われている。しかし、状況的にはもはやガーシー氏が逮捕されるか議員辞職を選ぶかの二択しかないだろう」(週刊誌記者)
NHK党がどういう判断を下すのかが注目される。