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帯状疱疹で撮影中止も! 片山萌美、セクシーポーズも披露の初セルフプロデュース写真集で新境地

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片山萌美

 女優の片山萌美による初のセルフプロデュース写真集『M』(株式会社ウイントアーツ)の発売を記念したイベントが15日、都内で行われた。

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 昨年12月に発売された同写真集は「女性に見てもらいたいグラビア」をテーマにTim Gallo(ティム・ギャロ)氏をカメラマンに迎えて制作された。片山の生まれ年にちなんで1990部限定で販売され、豪華なメイクやハイブランドに身を包んだ片山の大人っぽい表情やセクシーなポージングなどが収められている。

 片山は「昔は女優になりたいよりモデルになりたいと思っていたんです。いろんな洋服を着たいという気持ちがあったんですけど、なかなかオーディションに通らなくて……。そのモデルになれなかった思いがなんとなく残っていて、30代になったので何かやりたいなってなった時にこの写真集に行き着きました」と本写真集を紹介。

 ゴージャスでスタイリッシュな衣装もこだわって選んだものであると言い、「グラビアとハイブランドを合わせたらどうなるんだろうって。今回の写真集は洋服がメインの写真集になっています」と説明。撮影を終え、「気持ちが満たされた」とも述べ、「モデルより女優の道を歩んだ時は、モデルの夢を諦めたわけじゃなかったんです。モデル業は諦めたと言うより、心に留めておいた。それが10年後にこうして形になったのはすごいこと。諦めないでいれば夢は叶うものだなって思いました」と目を輝かせて話す。

 撮影は都内のスタジオで撮ったと言い、「隅田川の近くです。セーヌ川風の隅田川」とユーモアたっぷりに紹介。「私は洋服をいかに美しく着るかとか、これならパリを歩いても変じゃないよねって思いながら、カメラマンさんと相談してやっていました。すごく嬉しかったのは、イブサンローランのビンテージのコートを着れたこと。レンタルなんですけど、実際に着て、これ欲しいなって思ったくらい。値段がつかないくらいの物なんです」と衣装も回顧。

 使用した衣装の値段はどれも高額だったようで、「今回の費用は衣装代が全てですね。いくらかかったかはわからないですけど。全部売れないと私にお金が入らないくらい費用がかかっています」とコメント。「製本にもすごくお金がかかっているんです」と紙のチョイスなどにもこだわりが反映されていると言い、「カラーと白黒で紙が違うくらいこだわりました。Rashin ≪裸芯≫の時のデザイナーさんに頼んだんです。私のわがままで作ったような写真集です」と述べ、「売れるかどうかだけが心配」と笑顔を見せる。

 この年末には帯状疱疹で撮影が行えなくなるハプニングにも見舞われたと言い、「なった時はポツポツが少なくて、32なので薬を飲んだらそこまで酷くならないと言われて薬を飲んだら逆に酷くなってしまって……。目まできました。でも年が明けたら元気になって。実は厄年だったので、厄が取れたのかなって。今はかゆみがあったりはするけど元気です」と回復したことを話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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