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勤務中に性行為も、女性警官と男性警官の計5名が解雇される異常事態

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 アメリカ・テネシー州の警察署内で、みだらな行為をしたとして、女性警察官1名、男性警察官4名の計5名が解雇されたことが分かった。海外ニュースサイト『USA Today』『Daily Mail』などが1月11日までに報じた。

 報道によると、同州警察ラバーグ署に勤務する女性警察官A(年齢不明)は、パトロール隊の一員として日々任務にあたっていた。しかし2022年12月29日、同州警察はA、および男性警察官4名(いずれも年齢不明)の計5名を解雇したと発表。解雇の理由は、Aが同じ署内で働く男性警察官らと不適切な関係を持ったからだ。

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 同年12月12日に内部通報があり、捜査員らがAの周辺を調査していた。Aは既婚者と伝えられている。なお、通報したのは、Aと関係を持った男性警察官の一人で、Aのメンタルを不安視して通報したそうだ。通報を受けて、捜査員は直接Aに事情を聴いた。Aはあっさり認め、同僚の男性警察官7名と性的な関係を持ったと白状したという。

 捜査員らは、名前の挙がった男性警察官らを事情聴取したところ、当初は疑惑を否定していたが、のちにAと性的関係を持った事実を認めた。ある男性警察官は、勤務中に署内のトイレやトレーニング場で、Aとオーラルセックスをしたと供述。ほかにも、勤務中に公共施設内でAと性行為に及んだ者、勤務外の時間にAとホテルで待ち合わせをして性行為をする者もいたという。

 調査の結果、同州警察は、Aと深い関係を持った男性警察官4名とAの計5名を解雇処分とし、他3名の男性警察官を停職処分にしたと発表。本件は、警察内部の規則違反であり、処分された警察官らが刑事罰に問われる可能性は低いとみられる。ラバーグ署の署長は「同署は60名体制の警察署。人員不足で大変な状況だが、パトロール隊はシフトを調整してカバーしている。市民の安全を守るのに支障はない。信頼回復に向けて努力していく」などと各社の取材に答えている。

 このニュースが世界に広がるとネット上では、「モラル意識の低い警察官の集まり。全員解雇でお願いします」「セックスしかすることがない。警察はヒマなのか」「警察署でご乱交。ポルノの世界そのまま」「同僚女性とは関係を持たない。これ鉄則」「男は性的なお誘いに弱い。警察官も例外ではない」「信頼回復は難しいな」「わいせつ罪で起訴すべき事件。警察は身内に甘すぎる」といった声が上がった。

 職場において、風紀の乱れは由々しき問題だ。解雇処分となるのもやむを得ないが、今後、同署の警察官に対する世間の目は、厳しいものとなりそうだ。

記事内の引用について
5 Tennessee police officers fired, 3 suspended after sexual misconduct investigation(USA Today)より
https://www.usatoday.com/story/news/nation/2023/01/11/la-vergne-tn-police-sex-scandal/11034860002/
Five Tennessee cops fired for having sex on duty: Report reveals woman officer at center of investigation hosted 'Girls Gone Wild' hot tub party, where she took off her top and had vodka poured down her throat(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-11615035/Five-Nashville-area-cops-fired-having-sex-duty-female-officer.html

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