ユーチューバーのラファエルは、昨年11月30日にユーチューブチャンネル『令和の虎CHANNEL』に出演した際、ユーチューバーという職業について、「そこで収益を上げて稼ぐというビジネスモデルというのは終わると思います」と断言。その理由について、「広告収入は10分の1に落ちています」と言い、「ほとんどのユーチューバーがそうだと思います」と明かしていた。
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また、このラファエルの暴露に対し、ユーチューバーのシバターが『FLASH』(光文社)の取材に答え、5年前と比べ、月間の視聴回数が1/4まで落ちていることを告白し、話題に。
さらに、ユーチューバーの相馬トランジスタも同12月8日に投稿した動画の中で、2022年11月の収益を告白。「万」を「リンゴ」に代え、7、8本の動画公開で155万円稼ぎ、経費に200万円、人件費に123万円使ったため、完全に赤字であったことを暴露した。
こうしたユーチューバーの収入暴露の動きに、一部ネット上からは「新規参入者を減らしたいのか?」「ユーチューバーになりたい人も減らしたいんだろうな」「ユーチューバー志望の夢壊すのも目的だと思う」という指摘もある。
「ユーチューバーと言えば、長らく『遊んで大金を稼げる職業』というイメージが強くありました。しかし、実際の広告費のパイは決まっており、人気ユーチューバーが増えれば増えるほど、純粋な広告収益は減っていくシステム。また、古参ユーチューバーはネタもマンネリ感があり、登録者数が増えにくい一方、若手のユーチューバーは企画力と勢いでチャンネル登録者数が数百万人突破もしばしば。企業案件などで収入も安定する傾向もあります」(芸能ライター)
一般にもユーチューバーの広告収益システムが知られ始めているため、「あまり稼げない」という暴露が「ライバルを減らそう」という魂胆と思われているようだ。
しかし、「あまり稼げない」暴露に、ネット上からは「今までいい思いしたんだから引退すれば?」「ずっとやる仕事じゃない」「おいしい時代を経験してきた人が愚痴るのはなんだか…」といった疑問の声も寄せられている。
「儲からない」報告は、ネットニュースなどで一瞬話題になる場合もあるが、ネットユーザーからは冷たい声を集めるばかり。こうした暴露にいいことは一つもないようだ。
記事内の引用について
令和の虎CHANNELより https://www.youtube.com/@reiwanotora
相馬トランジスタ公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/@user-xf3ub9lw4i/featured