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ヒット曲だらけの『スラムダンク』のアニメ版の起用曲、共通点は?

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 人気バンド・10-FEETが、大ヒット公開中の映画「THE FIRST SLAM DUNK」のエンディング主題歌「第ゼロ感」のミュージックビデオをプレミア公開することが発表された。

 12月14日にニューアルバム「コリンズ」をリリースしたが、完全生産限定盤・通常盤Bには同映画の劇中音楽を構成する同バンドのオリジナル音源全5曲を追加収録し、聴けば映画の名シーンが脳内に蘇ってくるというだけに、映画を観たファンの購入者も多そうだ。

 ​>>映画版『SLAM DUNK』、声優がアニメ版から替わった理由<<​​​
 
 「映画は原作者の井上雄彦氏が監督を務めたが、ボイスキャストをテレビ朝日のアニメ版から一新し、劇中の音楽もアニメ版にはまったく関わっていなかった10-FEETを起用。原作のファンにとっても新鮮で、それもヒットの一因」(出版業界関係者)

 アニメ版はテレ朝で1993年10月16日から1996年3月23日まで全101話とSP版2話が放送されたが、当時、起用された楽曲がことごとく話題になっていた。

 オープニングテーマはBAADの「君が好きだと叫びたい」(1~61話)で、最終回ラストでも挿入歌として使用された。次にZYYGの「ぜったいに 誰も」(62~101話)。

 そして、エンディングテーマは大黒摩季の「あなただけ見つめてる」(1~24話)、WANDSの「世界が終るまでは…」(25~49話)、MANISHの「煌めく瞬間に捕われて」(50~81話)、ZARDの「マイ フレンド」(82~101話)が起用され、全曲の中で「煌めく-」以外はミリオンを突破したのだ。

 「全アーティスト、同じ事務所の所属で〝利権〟を独占していたが、当時は飛ぶ鳥を落とす勢いで、音楽ファンが求めている曲を続々と世に送り出していた。起用曲も作品の世界観にピッタリ。中でも『世界が-』の印象が強いアニメファンは多いはず。アニメは視聴率が不振で打ち切られたが、なぜか起用曲はヒットした」(芸能記者)

 ZARD以外の歌手が集まってイベントができそうだ。

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