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映画版『SLAM DUNK』、声優がアニメ版から替わった理由

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 人気コミック「SLAM DUNK(スラムダンク)」の新作アニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」(12月3日公開)の新情報が今月4日、発表された。

 同映画は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1990年42号から1996年27号まで連載されたバスケットボール漫画が原作。

 湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメートの流川楓との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿が描かれ、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。1993〜96年にテレビ朝日系でアニメ版全101話が放送された。

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 新作映画では、監督・脚本を原作者の井上雄彦氏が務めているが、現時点であらすじは異例の未発表。映画について井上氏は10月に自身のブログにて、《知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク。そんな感じで気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです》などとPRしていた。

 東映アニメーションの公式ユーチューブチャンネルで配信された特番にて新情報を解禁。ボイスキャストは宮城リョータ役を仲村宗悟、三井寿役を笠間淳、流川役を神尾晋一郎、桜木役を木村昴、赤木剛憲役を三宅健太が担当。

 アニメ版では、桜木花道役を草尾毅、赤木剛憲役を梁田清之、流川楓役を緑川光、三井寿役を置鮎龍太郎、宮城リョータ役を塩屋翼が務めていたが、今回の映画ではキャストが一新された。

 これに対して、ネット上では、《テレビ版の声優さんたち現役なのに変える必要はあったのか?取り敢えず劇場には観に行かずに様子見》、《ただ、ちと不満なのは声が今までと比べて全然違うこと。前と同じ声優さん起用できなかったのか…》といった声があがったのだが……。

 「もともと、アニメ版はコミックと同じように全国大会まで放送される予定だったが、低視聴率で全国大会の前に打ち切られ、それに対して井上氏は激怒。いわば、井上氏にとっては〝黒歴史〟なので、今回、自身がすべて仕切ることにしたようだ。なので、アニメ版の声優も入れ替えてしまった」(出版業界関係者) 

 声優入れ替えの判断が吉と出るか凶と出るかが注目される。

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