かつてAKB48(以下、AKB)で絶大な人気を誇った篠田だが、離婚の発端となった“不倫疑惑”で絶体絶命のピンチを迎えている。AKBといえば、恋愛禁止という“鉄の掟”で知られるだけに、不倫なんぞもってのほかだ。といいつつも、不倫騒動の元祖となったのが元メンバーでタレント・河西智美である。
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2013年4月、『週刊文春』(文藝春秋)が「“商品”にお手つきの決定的証拠 AKB河西智美 社長宅に『禁断のお泊り』撮った!」と題したスクープ記事を掲載。記事によると、河西の“お相手”とされたのはAKBの運営会社であるAKS・窪田康志社長(当時)で、2人は同月夜に周囲の目を気にしながら社長宅へ一緒に入っていく様子が激写された。また、翌朝に社長宅から出てきた河西が前日とは別の服装だったことなど、一部始終をレポートされ、不倫の決定的証拠を突きつけられた。
実は同誌、窪田氏について2010年2月「AKB48は事務所社長の『喜び組』」という記事を掲載している。記事では、篠田をはじめ、お気に入りメンバーとの不適切な関係を報じ、この報道から数か月後に河西との恋仲がうわさされたとしている。
同誌には、メンバーのタレコミが掲載され、「河西と窪田社長は随分前から噂になっていました。でも誰も本人に聞けない。AKBのタブーのひとつだった」と証言。また、関係者によると「河西の大出世の裏には窪田社長の存在がある」との指摘もあるようだ。
同誌は、河西が社長から“寵愛”を受けるようになった前後からの変貌ぶりについてもクローズアップ。記事では、一部ファンから「キャバ嬢」などと呼ばれるほどフェロモンが増したことや、東京・中野界隈の家賃十万円前後の古いマンションから渋谷区内にある数億円の超高級マンションに引っ越し、そのマンションは窪田氏が以前住んでいた場所だったこと、さらにはレッスンや握手会での遅刻や“ドタキャン”などのワガママぶりも伝えられ、河西の強気な姿勢の裏には窪田氏の影響力があったと示唆している。
「河西は2012年12月にグループの卒業を発表。当時、卒業時期は未定でしたが、卒業後は歌手としての活動を予定しており、同時期にはシングル『まさか』をリリース。ソロデビューも果たし、軌道に乗った矢先の騒動に暗雲が垂れ込めました。ところが、AKBファンは河西の騒動にどこかしらけムード。スキャンダルの常連ともいわれた河西だけに冷めた反応も見受けられました」(芸能ライター)
とはいえ、窪田氏は当時、恋愛禁止ルールを敷くAKB内のトップとする立場。ましてや既婚者で不貞が事実ならば不倫関係にあたる。窪田氏は同誌の直撃に電話で応じ、「彼女(河西)だけでなく選抜(メンバー)とは毎日のように順繰りに食事をしてます」と主張したという。さらに、「(河西は)卒業前なのでいろいろ相談ごとがありますし、昨日も河西以外の子と食事してますし。将来は不安を持つじゃないですか。それを聞けるのは僕だけだってことですよね、今のAKBは」との姿勢を見せ、不倫疑惑を全面的に否定した。一方で、河西は無言を貫き批判を浴びた。
2013年5月、河西はAKBを卒業。以降はタレントとして活動し、2021年5月に新体操講師で俳優・小山圭太と結婚。今年6月に長女を出産し、子育てのかたわら仕事を両立している。
河西も母となり、我が子と離れて暮らすつらさは痛いほど分かるはず。冒頭の篠田の報道をどう見ているだろうか。