ジャネラは「アキヤマさんにお会いできるのは光栄です。米国に行って、エディ・キングストンの夢を叶えてあげて帰ってきて、お忙しい中ありがとうございます。ただ、俺にとっての夢はアキヤマさんと試合することではなく、ベルトを守り、また日本に呼ばれるようにしたい」と高笑い。このタイトルはチャンピオンがルールを指定できるが、ジャネラは「アキヤマさんがキャリアの中で、多分一度も経験のないルールを考えている。アキヤマ初のTLCマッチだ!」とTLCマッチを指定。TLCマッチとは公認凶器のテーブル、ラダー、チェアの使用が認められるルールで、秋山がこのルールで戦うのは初めて。
秋山は「アメリカに行ってて、そんなの聞いてないんだけど、どうしてもそれをやりたいの?」と質問すると、「どうしても、このルールでやらせていただきたい。アキヤマさんの慣れ親しんだ王道スタイルとそんなに変わらない」とジャネラは譲らない。秋山は「メチャメチャ変わるでしょ。あくまでも俺のスタイルでやるから。彼がやりたいなら、やってやるよ」と承諾した。
秋山は「公認凶器は使うか?」の問いに対して「使っていいなら使いますよ」と語ると、「米国に行ってる間に、“ジャネラがやりたいと言ってるけど、いいですか?”と聞かれて、“別にいいですよ”と答えて。ルールがこういうのになるとは思ってなかったから。でも、それもプロレスのうちの一つ。DDTに来て、必要なのであればやらないといけないでしょう。彼がチャンピオンで、それを望むなら、そこに踏み込まないといけない」と既に気持ちを切り替えていた。ベテラン秋山準にとって初のハードコア戦は注目だ。
(どら増田)