第3試合では、トム・ローラー&朱里のUFCコンビが、ザック・セイバーJr.&ジュリアと激突する新日本プロレスとスターダムのミックスドタッグマッチが実現。12.29東京・両国国技館大会で、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の朱里に挑戦するジュリアにとっては、カードが正式決定後、初の前哨戦だ。
試合は、ザックとローラーは緊張感溢れるサブミッション合戦を展開。朱里とジュリアも、激しい攻防を繰り広げる。エキサイトする両者にローラーが割って入ると、二人がローラーに連係攻撃を見舞うという珍場面も。最後はザックが一瞬の隙を突いて、ヨーロピアンクラッチでローラーからカウント3を奪取している。
バックステージに拍手をしながら現れたザックは「なんでお前ら拍手してないんだ?俺たちは“ザック・セイバー・ジュリア”だぞ!ZSG!(記者に)何に見てんだよ?お前ら全員バカだ」と言うと、ジュリアも「何ドン引きしてんだよ。何ドン引きしてんの?ありがとう!もちろんのこと初タッグですね。なんかこういう歴史的な日に、ザック・セイバー・ジュリア、どうだったでしょうか?私は朱里との前哨戦ということで、私と朱里は12 月 29 日に両国でワールド・オブ・スターダム、赤いベルトを懸けて、私が挑戦する。今日の闘いの続きを見たい諸君は両国に来い!スターダムに来い!分かったか?以上です。ありがとうございます」とアピール。
ザックは「ジュリアは次期ワールド・オブ・スターダム王者でしょ?ライゲツ、チャレンジ。彼女相手にシュリはチャンスないだろうね。それはそうと、ニュージャパン史上初のミックスドマッチに俺たちが名前を刻んだんだ。とても嬉しいね。俺はもうずっと昔から女子プロのファンなんだよ。今日は歴史が動いた。次、君に会う時はワールド・オブ・スターダム王者になってることを期待してるよ。それから、スターダムのトーキョードーム大会が実現することも願ってる。もちろんその時、君はチャンピオンとして上がってると思うよ。トーキョードーム、ソレマデ」と話すと、ジュリアは「トーキョードーム?オー!イエー!そうしたらまた出てください。いいですか?大丈夫。OK!」と確認。すると、ザックは「ダイジョウブ。それからもう一つ、俺を DDM(ドンナ・デル・モンド)に入れてくれない?アタラシイメンバー?」とDDM入りをリクエスト。
ジュリアは「OK」と言うと、「イギリス出身なんで。ありがとうございました。まあ、言葉の壁ですね。英語勉強しよう」と苦笑いしていた。
◆新日本プロレス×スターダム◆
『Historic X-over』
2022年11月20日
東京・有明アリーナ
観衆 7102人
▼ミックスドタッグマッチ(30分1本勝負)
●トム・ローラー&朱里(10分29秒 ヨーロピアン・クラッチ)ザック・セイバーJr.○&ジュリア
(どら増田)