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旅客機から飛び降りた伝説のハイジャック犯「D.B.クーパー」事件の犯人につながる新たな証拠が発見か?

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D.B.クーパーの指名手配用似顔絵

 今から約50年前、アメリカ史上最も謎に満ちたハイジャック事件が発生した。未だに犯人も多額の現金も見つかっていない、謎めいた事件「D.B.クーパー」事件だ。

 1971年11月24日午後4時35分、アメリカの上空を飛行していたノースウエスト航空11便にて、一人の男性乗客が客室乗務員の女性にメモを渡し、「爆弾を持っている」と告げた。

 男性はかばんの中に導火線がつながったダイナマイトを所持しており、身代金20万ドルとパラシュート4つを要求。身代金とパラシュートを受け取った犯人は乗客全員と客室乗務員3名を解放し飛行機を離陸させ、午後8時11分頃に高度約3000メートルの飛行機からパラシュートを付けて飛び降り、逃げてしまったのである。

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 犯人はポートランドから北約50キロのアリエル郊外に降りたと考えられたが、以降足取りは全くつかめていない。しかし後に、家族と一緒にキャンプをしていた8歳の少年が身代金の一部を発見。そこにはいくつかのメモが残されていたという。

 非常に謎めいた事件だけに、アメリカでは今もこの事件の検証が行われており、研究者も多数存在している。容疑者についても様々な説が出ているが、このほどD.B.クーパーが残したネクタイの分析から容疑者を突き止めたと、ある研究者が主張して注目を集めている。

 この発表を行ったのは長年この事件を研究してきたエリック・ユリス氏。このネクタイは2017年までFBIが所有していたが、後に捜査員グループがその資料にアクセスできるようになり、電子顕微鏡による分析でさまざまな金属の粒子が含まれていたことが判明した。ユリス氏はネクタイから見つかったある特定の合金から犯人が分かる可能性があると主張している。

 彼が目をつけたのは分析で検出されたチタン合金で、当時、アメリカ国内でこの物質を生産していたのはピッツバーグ州にあるクルーシブル・スチール社(当時はレム・クルー・チタンとして知られていた)のみであると指摘。彼は同社の元従業員から話を聞き、ペンシルベニアにある施設にも足を運んだ結果、チタン研究室に勤務し2002年に亡くなったヴィンス・ピーターセンという人物に行き着いた。ユリス氏は、鉄鋼業界の不況が業績悪化につながったことから彼がハイジャックに踏み切ったのではないかと推測している。

 なお、ユリス氏は亡くなったピーターソン氏の息子にもこの説を話しており、息子からは彼の説に懐疑的なコメントを得ている。そのためユリス氏自身もこの男性が間違いなくD.B.クーパーである、とは言い切れないと認めている。とはいえ、ユリス氏はこの男性が働いていたピッツバーグの会社が事件解明の鍵になるという主張を覆してはいない。

 「この金属粒子がどうやってこのネクタイに付着したのか、納得のいく説明が出ない限り、この金属粒子の出所を突き止めることが事件の実質的な解決につながると考えています」とユリス氏は述べている。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

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Analysis of D.B. Cooper Tie Leads to New Suspect in Legendary Skyjacking Case(coast to coast am) より
https://www.coasttocoastam.com/article/analysis-of-db-cooper-tie-leads-to-new-suspect-in-legendary-skyjacking-case/

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