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オリックス3年目の中嶋政権が発足! 前・中日の波留氏が入閣、能見コーチ退団

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中嶋聡監督

 オリックス・バファローズは7日、2023年シーズンの監督、コーチングスタッフを発表した。

1軍監督 中嶋聡
2軍監督 小林宏
ヘッドコーチ 水本勝己
巡回ヘッドコーチ 中垣征一郎
野手総合コーチ 風岡尚幸【内野守備・走塁コーチから配置転換】
育成チーフコーチ 波留敏夫【新任】
投手コーチ 厚澤和幸
投手コーチ 平井正史
投手コーチ 高山郁夫
投手コーチ 岸田護
投手コーチ 入来祐作
打撃コーチ 辻竜太郎
打撃コーチ 小谷野栄一【野手総合コーチとの兼務解除】
打撃コーチ 髙橋信二
内野守備・走塁コーチ 梵英心【打撃コーチから配置転換】
内野守備・走塁コーチ 小島脩平
外野守備・走塁コーチ 田口壮
外野守備・走塁コーチ 松井佑介
バッテリーコーチ 齋藤俊雄
バッテリーコーチ 山崎勝己
育成コーチ 由田慎太郎
育成コーチ 鈴木昂平
育成コーチ 飯田大祐

 パ・リーグ連覇からの日本一を達成したオリックスは、今シーズンから一軍と二軍のコーチを固定しないというスタイルを取っているが、実際は小谷野コーチがシーズン途中から一軍に合流したものの、ほぼ同じメンバーで固定されていた。来シーズンはメンバーを変えずに、ポジションをシャッフルするという情報も流れていたが、連覇、日本一を築いたコーチングスタッフなだけに、最小限の配置転換と、新任採用に留めた結果となっている。

 波留コーチは今シーズン、中日で途中から一軍の打撃コーチに就任すると、円陣でナインに喝を入れた場面がテレビを通じて流れたことでもわかるように、熱血漢として知られている。若い選手が多いオリックスにとっては、さらに強くなるために必要な存在かもしれない。秋季キャンプでは育成選手が中嶋監督を前にアピールしているが、波留コーチが彼らを何人支配下に送り込めるのか期待したい。

 球団が慰留を続けていた能見篤史投手コーチは、現役引退とともに退任。このまま退団する見込みだという。能見コーチに代わって誰がブルペン担当になるのかは現時点では未定。野手面では、風岡コーチが野手総合コーチに配置転換されたため、打撃コーチから内野守備・走塁コーチに配置転換された梵コーチが、三塁コーチャーとしてサインを送ったり、ホームインの指示を出すと思われる。

 なお、中嶋監督は今年の正力松太郎賞を受賞。「あまりにもすごい賞という印象なので、まさか自分の名前が入るとは思いませんでしたので、本当に嬉しいですし、喜ばしいことです。日本一になったチームの、一応監督ですので…いいんでしょうか、私で。チーム全員で取った賞だと思いますし、その代表として私がいただいたということだけだと思っています。(今シーズンを振り返って)楽に思えたことは1つもなく、毎日苦心していたんですけど。なかなか上がって来ない時期もありましたし、これはどこのチームも一緒だったと思いますが、コロナで人がいなくなることもありましたし。今年のキャンプからそこを耐えようと準備してきたつもりでしたが想定以上のこともありましたので、そこには苦心しました。しかし、そういう時でも試合はあって、その時に出ていたメンバーに力が付いてきたことはよかったと思います。後半だんだん勝ち切れたのは、それがいい方向に向いたのかなと思います。優勝した時も言いましたけど、力はついてきてはいると思いますが、強いと思ったことは本当にありませんので。まだまだ強くなるチームなので、この秋季キャンプで若い選手たちが底上げして、その選手たちが試合に出ていかなければいけないと思っています」と名誉ある賞の受賞を喜んだ。

(どら増田)

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