先月31日から警視庁は、都内の自転車の交通違反の取り締まりを強化した。それから1週間が経ったが、取材班が街にカメラを向けると、交通違反の自転車が未だに走行していることが発覚。
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車道の真ん中を堂々と走ったり、車と車の間を走り抜けたり、さらには、車道の右側を走る自転車も。これはもちろん「逆走」にあたり、当然のごとく交通違反に該当。「赤切符」が切られた場合は交通裁判所に出頭し、罰金が科される可能性もある。
これについて、武井壮は「取り締まり強化の前に自転車向けのルールとシステムを作るべき」と主張。また、サヘル・ローズは「法だけではなく、1人ひとりの意識を本当に変えていかないといけない。個々の問題にもなって来るんじゃないか」と述べた。
すると、交通問題に詳しい弁護士・高山俊吉氏が「これまで自転車のルールを教えて来なかったという歴史がある」としながら、「ドライバーからすると『危険な自転車が多い』という声をよく聞くが、あまり責められないというか、自転車のルールを知らない状態が長く続いている」と解説。
続けて、「それをきちんとしながら取り締まりも強めないと、乱暴になってしまう恐れがある」と論じた。
ここまで聞いた谷原は「捕まらないためには右側通行をしない、赤信号をきちんと守る、一時停止で止まる…もう1個、何でしたっけ?」と質問。高山氏は「歩道は決められた場所しか走ってはいけませんし、徐行する」と補足していた。
ネットでは、谷原のこの「捕まらないために」という言葉を疑問視する声が殺到。「捕まらなかったら違反しても良いと聞こえるゾ」「自転車が交通ルールを守ることは、事故を『起こさない』『起こさせない』為です!!」「捕まらないため、じゃなくて、安全のためですよ!」「『捕まらないためにルールを守る』って本末転倒どころか『捕まらないなら何やってもいい』って煽ってるのと同じじゃないか?」と反論が多く寄せられている。