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「荒れれば大万馬券」みやこステークス 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 注目は、斤量59kgでも2走前の同じ阪神同距離のアンタレスSで勝ち切ったオメガパフュームで、25戦中馬券から外れたのはGI級の4戦だけですから、ポテンシャルの高さは日本一と言いたくなるほどの馬です。アンタレスSでは斤量59kgを経験済みと言っても勝つのは厳しいかもしれないとみんなが思ったようで、2番人気でした。前走と同じように走れれば3着までは大丈夫だとは思いますが、そこは競馬ですから油断せずにします。

 今回のメンバーには斤量54kgの3歳馬が2頭いて、アンタレスSでも斤量54kgの馬が昨年のこのレースでも4着までに来ていますから、斤量が効かないコースではないと思います。特にハピは既にGI級を経験していて、大井ですがジャパンDDでは0.3秒差の4着だった事から、大御所と一緒でも怯む事なく走れるとなれば、軽ハンデなら十分戦えることが窺えます。また、タイセイドレフォンは地方のダートでは信頼性が高いと言われている川田将雅騎手で、コンビを組んだのはここ2戦ですが何れも2着、1着と好成績ですし、上がりの持ち時計も良いものがありますので、今回の斤量54kgの馬は期待できると予想しています。

 それと前走の太秦Sで勝ったハギノアレグリアスは、9戦して5勝2着1回していますから負けん気が強い馬だし、ここ3年は前走太秦S組が3年連続勝っていますからローテーションがハマっているのかもしれません。それと大幅に引き離されましたが、ヴァンヤールも前走太秦S組です。

 他にも、みんな大好きクリンチャーも出走してきました。前走の帝王賞では引き離された5着でしたが、斤量は前走と同じでオメガパフュームはその時より斤量が2kg増えますから、オメガパフュームが馬券に絡むならクリンチャーも近くにいそうです。更にダート路線に変更してから1、2着から漏れたことがないウィリアムバローズは、前々で競馬をするのですがしぶとい馬で、前走は馬場不良だったためか差されましたが、ダートならポテンシャルの高さが窺えます。もう一丁、伝えなくてはならない馬がいて、ブリッツファングがジャパンDDで3着でした。この時にハピは4着だったので近い存在なのかもしれません。

 昨年のこのレースは1、2、3、4番人気が飛んで大荒れでしたので、今年も期待できそうです。

ワイドBOX 3、5、8
ワイドBOX 12、5、10
ワイドBOX 3、1、12
ワイドBOX 15、9、8
ワイドBOX 16、12、3

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