滝沢氏と言えば、2006年から主演・演出を担当し、腹筋太鼓などの名物演目を生み出した人気舞台『滝沢歌舞伎』が有名である。表舞台から退いた2019年からは、ジャニーズの人気グループ・Snow Manが主演を引き継ぎ、今年の公演も全日程が即日完売するほど人気を博した。この反響を受け、滝沢氏は「来年は海外公演も実施したい。アジアで考えています」と宣言しファンの期待を集めていたが、今回の退社によって白紙となったことが一部メディアで伝えられている。
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そんな存続が危ぶまれている『滝沢歌舞伎』だが、過去には滝沢氏が、待遇において事務所と揉めたこともあった。2018年発売の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、ある時、『滝沢歌舞伎』に出演するJr.へのギャラ支払いが、かなり遅れたことがあったのだとか。すると、責任感の強い滝沢氏は、自らジュリー氏の元へ出向いて「みんな寝る間を惜しんで稽古しているのに、なんでギャラが入ってないんですか!」とマジギレしたとのこと。この出来事は、彼がジャニーズ事務所に対して不信感を募らせる要因の一つになったと言われる。
一方で滝沢氏は2016年、事務所に対する感謝の思いも吐露している。SMAP解散騒動の最中だった当時、彼は『週刊文春』(文藝春秋)の直撃取材に対し、怒り気味に「ただの少年が180度人生を変えてもらったわけですから、(ジャニーズ事務所に)感謝するのは当り前。それをわからなかったらアホでしょう。僕らの仕事は、ただキャーキャー言われてるだけじゃないんです。自分の後ろにはスタッフとかたくさんの方がいて、その人たちの生活もかかっている」と言い放ち、話題となった。
ジャニーズ事務所の創始者であるジャニー喜多川さんの遺志を引き継ぎ、多くの結果を残してきた滝沢氏。果たして今後、彼はどんな道に進むのだろうか。