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日テレ、女子アナのアパレルブランドを起ち上げた苦しい事情

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 日本テレビが9月末、アパレル事業「Audire(アウディーレ)」を立ち上げたことを発表し、都内で行われた発表会に提案者の郡司恭子アナウンサーらが出席した。

 郡司アナは慶大から2013年に日本テレビ入社。これまで情報・報道番組のほか、バラエティー番組のMCを担当。現在は「NNN ストレイトニュース」、「情報ライブ ミヤネ屋」などのほか、特技のゴルフを生かしゴルフ中継では実況を担当している。

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 発表会の様子を報じた各メディアによると、事業を提案した郡司アナは、同局の中期経営計画のスローガン「テレビを超えろ、ボーダーを超えろ。」に背中を押されたそうで、「アナウンサーたちの新たな可能性を模索したいと思い、立ち上げました」と思いを明かしたという。

 「各局の女子アナたちは、芸能人のようにスタイリストがいるわけではないので、衣装選びは自腹。そのため、自然とファッションセンスが磨かれる。そうやって磨いた郡司アナの〝才能〟を日テレが有効活用した形」(日テレ関係者)

 どうやら、今後、日テレが積極的に異業種に参入して収益を出そうとしているようだが、一部報道によると、社内から一斉に送られた新規事業案は、約1700案にも上ったという。そのうちの1案が郡司アナのAudireだったのだとか。

 そして、この件はほかのアナウンサーたちにも影響を与えることになりそうだというのだ。
 「新ブランドのホームページには、佐藤真知子アナや忽滑谷こころアナがモデルとして起用されている。日テレには60人ほどアナウンサーが在籍しているが、コロナ禍でアナウンサーたちの仕事が減り、主力以外のアナウンサーの〝人員整理〟が必要な状態。そこで、ほかの部署に異動させるよりも、自分の〝才能〟を生かした新事業で稼いでもらおうという考えだろう」(放送担当記者)

 日テレのアナウンサーがヒット商品を生み出す日が来そうだ。

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