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テレ東が内容取り違えの放送事故、かつては朝ドラでもまさかの取り違え?

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画像はイメージです

 テレビ東京で10月10日に起こった放送事故が話題だ。ドラマ『絶飯ロードseason2』第7話の再放送で、間違って『season1』第7話を流してしまった。27日に行われた定例会見で石川一郎社長が「社内の事務的なミスが引き起こしたもの」と釈明した。

 放送事故は機材の不調などによって引き起こされることが多いが、今回のように人為的なミスで起こるパターンもある。

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 放送内容の取り違えは、過去には2019年2月20日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)で放送されるミニアニメ「紙兎ロペ」で、同じ内容が2日続けて放送される事故が起きている。

 さらに、こうしたチェック体制が薄くなりそうなテレ東の「再放送」や、フジテレビの「ミニアニメ」などではなく、あろうことかNHK総合テレビの「朝ドラ」で同様の事故が発生してしまったケースもある。

 2002年上半期の「連続テレビ小説」『さくら』で、9月20日金曜日に誤って翌21日土曜日分の内容を流してしまった。こちらは同じ内容を重複して放送したのではなく、1話分飛ばしてしまったもの。続き物の内容とは言え、通常は土曜放送分に出る「See You Next Week.」のテロップの表示を疑問に思った視聴者も多く、局には7000件以上の苦情が寄せられたという。

 これは朝のNHK総合の放送のみで起こったものであり、BSでは通常通り放送されていた。同日昼の再放送も通常通り行われた。翌21日に「20日に放送されるはずだった内容」と「21日の内容」を合わせて2話分が流された。

 事故の原因は、担当者が放送素材のテープを取り違える単純なもので、後日出勤停止などの処分を受けている。テレビの現場はアナログな要素が残っていることも少なくない。それゆえ、人為的なミスも完全には防ぎ切れないのかもしれない。

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