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ついに規模の縮小が始まったAKB48グループ

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AKB48

 47都道府県代表から選出したメンバーたちで結成されたAKB48・チーム8が、23年4月のコンサートなどをもって活動を休止することが7日、AKBの9年半ぶりの東京・日本武道館コンサートで発表されたと、各メディアが報じた。

 チーム8は「会いに行くアイドル」をコンセプトに14年4月にお披露目され、独自の活動も行ってきた。
 メンバーは現在もAKBの各チームに兼任しており、今後もグループでの活動は継続。熊本代表の倉野尾成美は、「さみしい発表にはなってしまいますが、休止なのでチーム8は終わるわけではない。これからもどこかでチーム8のことを思ってくれたら」と話したという。

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 「もともと、トヨタ自動車がチーム発足時からサポート。各都道府県ローカルのトヨタの番組、イベントなどに起用するなどしていたため独自の活動をすることができていた。ところが、自社の経営的にチーム8に資金を投入する余裕がなくなったため昨年3月いっぱいで撤退。また、メンバーがいない都道府県の数も年々増えてきたのでチーム8独自の活動自体が難しくなっていた」(音楽業界関係者)

 それでも、栃木代表の本田仁美や東京代表の小栗有以はAKBの主力メンバーに成長。それもあって、チーム8の活動が休止しても、現在、所属する各チームでの活動を継続することは自然な流れだったのだ。

 「AKBにならい、ほかの国内の48グループであるSKE、NGT、NMB、STUは複数チーム制を敷いているが、現在の人気や知名度からすると、人気のないメンバーをリストラして、各チームのチーム数を減らしてスリム化するのが今後、生き残るための得策だと思われる。チーム8が休止したことをきっかけに、どんどん48グループの規模が縮小されていくのでは」(芸能記者)

 かつてアイドル界の頂点に君臨していた48グループだが、時代の流れとほかのアイドルグループの台頭には逆らえなかったようだ。

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