政府が行っている、全国を対象とした観光需要喚起策である「全国旅行支援」。この日、番組では自治体により条件などが異なることで混乱が起こっていることを紹介した。
利用者からは、旅行会社の支援準備が間に合わなかったため、制度を使えなかったという声も出ているとのこと。また、一部のサイトでは初日から完売が相次いでいるという。
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また事業者側からも、県からの説明が遅くて不明瞭なため、準備が追いつかず販売できていないといった声が取り上げられた。
しかし、こうしたネガティブな報道を長々と取り上げていた中、加藤は「ちょっとね、問題点はこのくらいにしましょうよ」と呼びかけ。「問題点はここまでいっぱいあって、やれば文句を言う人はいっぱいいる。ここからよくするために、どういうことを変えていって、どうしたらみんながこの全国旅行支援をみんなが楽しめるのか、そっちを考えましょうよ」と指摘した。
その後、加藤は解説者から全国旅行支援のポジティブなコメントを引き出し、「こういう番組で、『全国旅行支援』のダメなところ、混乱しているとこばっかり言っちゃって、全国旅行支援自体がダメに思われるのって絶対間違っていると思ってて」と持論を展開。「全国旅行支援自体は本当にいいことなのに、ダメな点ばかり突いちゃって、でも『いいんだ』ってふうにするとみんな行けるし、簡単だと思うけど」と特集にダメ出ししていた。
この加藤の発言にネット上からは、「いいこと言う」「文句ばっかより前向きの方がいい」「まさに正論」「ケチつけたい人は永遠に言うからね」といった称賛の声が集まることに。
一方、ネットから「税金使ってるんだから国民から文句言うのは当然」「じゃあ最初から番組の取り上げ方も考えればいいのに」「混乱している事実を伝えるのも大切」という苦言も集まっていた。