吉沢は昨年放送のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演後、初の連ドラ出演。北海道札幌市の郊外地域に新設された、小児専門の集中治療室(PICU)を舞台にしたメディカル・ヒューマンドラマ。吉沢は医師役に初挑戦で、不器用で未熟な若き小児科医・志子田武四郎を演じている。
吉沢のほか、安田顕、木村文乃、高杉真宙、生田絵梨花、菊地凛子、松尾諭、大竹しのぶらが脇を固め、中島みゆきが初めて月9に提供した楽曲「倶(とも)に」が主題歌で起用され、初回の劇中で初公開された。
>>医療ドラマ多数の秋ドラマ、月9『PICU』が最も期待を集めるワケ<<
月9ドラマでは、杏と坂口健太郎が主演した前クールの「競争の番人」の初回11.8%に続き、16作連続の2ケタ視聴率発進となった。
「さすがに、初回から1ケタは厳しいので、吉沢も制作サイドも胸をなでおろしたのでは。大河の主演を務めて知名度も人気もアップしたはず。おまけに医療ドラマなのでもっと数字が伸びていても良かったはずなのだが……」(放送担当記者)
「競争の番人」は結局、視聴率が2ケタを超えたのは初回のみで、第2話以降は1ケタ。決して〝成功〟とはいえない結果となってしまった。
「このところの連ドラで多いパターンは、初回が2ケタを超えて、第2話以降2ケタに落ち込み、そのまま右肩下がりになってしまうことが多い。吉沢は月9初主演で制作サイドとしてはいろいろ期待していると思われるが、第2話の放送までやれるだけのPR活動をして、視聴者にアピールしないと残念な結果になってしまうのでは。ドラマのクオリティーは悪くないので、もっと多くの視聴者に観てほしいもの」(同)
いずれにせよ、第2話が〝勝負〟のようだ。