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「JUNONガールズコンテスト」でグランプリを受賞し、14歳で芸能界入りした染野にとって本書が初の写真集となる。自ら企画段階から参加したと言い、感想を問われると、「胸がいっぱい」と感無量の表情を見せる。現在はデジタル一眼レフでの写真撮影が当たり前の時代となっているが、本写真集ではフィルムカメラでの撮影にもこだわったと言い、「今の時代はデジタル。でもこの写真集は紙に印刷して見るものなので、デジタル一眼だけでなく、フィルムの写真も入れさせてもらいました」と嬉しそうに説明する。
そもそも染野自身が写真を趣味にしていると言い、「自分で人や景色を撮っているんです。フィルムカメラを使っています。カメラマンさんの選定も『自分で選んでいいよ』って言ってもらえたので、いつか撮ってもらいたいなって思っていた松岡一哲さんにお願いしました」とカメラマン選びも自ら行ったとのこと。お気に入りのカットにも、フィルムカメラで撮った水着写真を選び、「私はフィルムカメラが好き。昔のビールのポスターみたいな雰囲気になっていて、見た瞬間にグサってきたんです」とその理由を話す。
一方、「撮影の序盤に胸を蚊に刺されて……。刺されたところが赤くなってしまっていたんですけど、インスタのオフショットでそれをネットに上げたら、キスマークがついてるって噂になってしまったんです。キスマークじゃないことをあらかじめ言っておきます」とネットで立ったという心無い噂も否定。撮影にあたってはロングの髪を切ったと言い、「ショートカットになって、後ろに髪の毛がないというのが新鮮。背筋がピンとする感じ。後ろ姿が気になるようになりました」と気に入っている様子。
「ずっと伸ばしていた髪ですけど、ずっと切りたいという願望があったんです。切る時はすごく想いが溢れました。毛先とか見て、この毛先は何年前のものだろうって思ったりして」と髪を切る際の心境も振り返る。また、「すごく、くびれができにくい骨格なんです。だから、全身で見た時にくびれが目立つようにお尻のトレーニングを頑張りました」と撮影前はダイエットやトレーニングも行ったとのこと。
完成した写真集には「1億2478万点」と点数をつけ、その理由についても「国民全部の皆さんに写真集を買ってもらいたいと思って」と目を輝かせて話す。「まだ誰にも見せていなくて、どんな反応があるか楽しみ。お母さんには電話して伝えてはあるんですけど、地元が田舎なので噂になっているみたいで……。お父さんが心配しているって」と染野。「私をいつも応援してくださる皆さんに見て欲しい」と呼びかけていた。
(取材・文:名鹿祥史)