結婚して子どもを持つようになると、女芸人たちの間で様々な心境の変化が生じるようで、森三中の大島美幸は「人の文句を言って笑いを取る」のをやめたと告白。大島は「人の文句を言って笑ってくれる人って、本当に少数派だなと思っていて。やっぱり怒りで笑うっていうのは、矛先が人っていうのは、その人も嫌な思いするし。もうやめようって、子ども生まれて本当に思いましたね」と語った。
>>『ホンマでっか』専門家が公私混同?「こんなキャラじゃなかった」の声、さんまも「なんとかせえ!」<<
大島は過去を振り返り、「本当に嫌な奴のことはちゃんと言っていた。堤下とか」と話し、まさかのインパルスの堤下敦の名前を出した。
これにはEXITのりんたろー。が「(堤下は)もうダウンされてますから」とツッコむも、大島は「何かあったんですか?」とトボける。明石家さんまからも「堤下はお前のせいで(車が)ぶつかった」、ブラックマヨネーズの小杉竜一も「真顔で堤下の名前出すのやめて下さい」とたしなめていた。
大島と堤下の確執はよく知られている。堤下が大島のトリオ仲間の黒沢かずこに「面白くない」と面と向かって言うなど、いじめや嫌がらせを行っており、大島は我慢ならなかったようだ。
さらに、同時期に大島は、夫で放送作家の鈴木おさむ氏の小説『芸人交換日記:イエローハーツの物語』(太田出版)と同名の映画作品をネット上で批判したキングコングの西野亮廣にも噛み付き、『27時間テレビ』(フジテレビ系)では直接対決も実現した。
大島はこれらの行為を「本当に嫌なことされた奴にはちゃんと言おうと思って。それを笑ってもらえたら一番いいかなと思って。めちゃくちゃ言ってたんですよ」と動機を振り返った。
大島は「でも、ちょっと笑えなかった。本気になっちゃって。もうちょっと楽しくやればよかったかなって」と反省。『27時間テレビ』(同)の場に居合わせた明石家さんまも「ゲラ(笑い上戸)の僕も笑ってません」と当時の心境を振り返っていた。
これには、ネット上で「あの対決、さんまさんもドン引きだったのか」「大島、大人になったんだな」「その後、堤下消えたけど、西野は未だに大活躍だな」といった声が聞かれた。