同作は北条司氏原作で1985年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載開始。87年にはアニメ放送がスタートし、これまでに劇場版2作が公開。直近では、2019年にフランス映画の実写版「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」が日本でも公開され人気となっていた。
>>『耳をすませば』実写化が物議『魔女の宅急便』不評の過去、ほか舞台化作品の評判は?<<
記事によると、鈴木は主人公の冴羽獠役。無類の女好きだが、いざという時に世界一の銃撃テクニックを発揮するスイーパー(始末屋)。ヒロインの槇村香役はNetflixで配信されたドラマ「全裸監督」での体当たりの演技で一躍脚光を浴びた女優の森田望智で内定しているという。
「劇場版1作目のジャッキー・チェンが主演し、ヒロインをゴクミこと後藤久美子が演じ、日本でも話題になった。もともと、鈴木は原作の大ファンと公言し、実写化に意欲。ビジュアルも実写化に申し分ないだろう」(出版業界関係者)
15年に日本テレビ系で放送された、北条氏の原作コミックを実写ドラマ化した「エンジェル・ハート」では上川隆也が獠役、相武紗季が香役を演じたが、全話平均視聴率は1ケタでヒット作とはならなかった。
「上川も悪くはなかったが、年齢が行き過ぎている感じ。それを考慮しても、鈴木は適役で、ネット上ではファンから期待を寄せる声が多い」(芸能記者)
女好きの獠は「もっこり」が口グセで、香から「100トンハンマー」でお仕置きされるのが原作の見どころだが、鈴木版ではそれも忠実に再現されそうだというのだ。
「NHKの大河主演まで務めた鈴木だが、ブレーク前は人気コミック『変態仮面』の実写版映画できわどい全身タイツと鍛え上げられた肉体美を披露。演技に対しては妥協がなく、ノリもいいだけに、CGをふんだんに使用しての『もっこり』も香のお仕置きもありそうだ」(同)
ようやく、原作ファンも納得の実写版誕生か。