アイドル御用達で知られる堀越高校ではトレイト(芸能)コース。特に豪華な年で、同級生はジャニーズ系だけでもKis-My-Ft2の北山宏光、長谷川純、山下智久、元KAT-TUNの田中聖。俳優仲間では城田優、小池徹平、蒼井優がいた。1学年先輩は生田斗真、尾上松也、綾瀬はるか。2学年上の嵐・松本潤とは、1月期のドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)で夫婦役を演じた。1学年後輩は勝地涼、あびる優、紗栄子、杏などで、校内は撮影現場そのものだ。
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さかのぼって、中学校は地元の東京都練馬区の一般校だが、すでにジャニーズタレントと縁があった。NEWSの増田貴久だ。上戸が1年先輩。増田が入学したとき、上戸はすでに校内で有名だった。増田は小学6年生からジャニーズJr.として活動していたが、近しい人以外に黙っていたため、知る者はごくわずか。「上(の階)に芸能人がいるらしい、上戸彩っていう。見に行こうぜ」と騒ぐミーハーな同級生たちと一緒に、“見学”しにいった。
「それでも上戸さんは、大勢のなかにいた増田さんのことを覚えていました。のちに番組で、『見た目もあんな感じで、何にも変わってない。髪形もさらさらであのまんま』と振り返っています。当時から『上戸さん、上戸さん』と、後輩感丸出しの“まっすースマイル”だったそうです」(古参のアイドル誌ライター)
上戸の卒業式で、初めてツーショット写真を撮った。その際、「流出しないように気をつけてね。俺、ジャニーズだし、まずいから」と増田はクギを刺した。ところが、またたく間にスター街道を爆走したのは上戸の方だった。
2人は01年、学園ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)の第6シーズンで、同じクラスの学生役として共演した。だが、脚光を浴びたのは性同一性障害に悩む難役を演じた上戸だけ。増田は夢をかなえるために新聞配達をする少年を演じたが、役存感は雲泥の差だった。ちなみに同シーズンには、NEWSの加藤シゲアキ(当時は加藤成亮)も出演していた。
増田が上戸に上から目線でいられたのは、卒業式のほんのわずか。今となっては赤面過去かもしれない。
(伊藤由華)