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大相撲、力士の反則見逃される?「真横で見てたのに」取組続けた行司に批判、ルールに問題アリと指摘も

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画像はイメージです

 19日に行われた大相撲7月場所10日目。幕内前半最後、後半最初の2番を裁いた三役格行司・木村晃之助がミスを犯したのではないかとネット上で物議を醸している。

 問題となっているのは幕内後半最初の一番、平幕・翔猿対平幕・千代大龍戦でのこと。立ち合い、千代大龍は翔猿を止めようと諸手突きを繰り出したが、翔猿はこれをかいくぐり懐に潜り込む。劣勢となった千代大龍は逆転を狙い後方に引きながらたたきを試みるも、これも翔猿は食わず最後は土俵外に押し出した。

 押し出しが決まり手となり翔猿勝利となったこの一番だが、NHK中継で取組終了後に流されたリプレー映像には、千代大龍が翔猿をたたこうとする際に左手で翔猿のまげをつかむ、いわゆる「まげつかみ」の反則を犯していた様子が映っていた。この映像を見た中継解説・北の富士勝昭氏(元横綱)は「これはもうこの段階で負けだよね。反則負けだよね完全に」と、反則が出た時点で勝敗を決するべきだったと見解を示した。

 >>大相撲、大関・貴景勝戦で行司に批判「引退レベルの失態」 不可解なタイミングの“待った”が物議、致命的ミスは前日にも<<

 反則を見逃した形の晃之助に対しては、ネット上にも「勝負規定で明確に定められてる反則を見逃すのはよくない」、「行司はまげを掴む千代大龍を真横で見てたのに見落としたのか?」、「反則後の攻防で両力士が無駄に消耗するリスクを考えても即座に止めるべきだったと思う」といった苦言が寄せられた。

 ただ、ファンの中には「行司は全く悪くない、ルール上反則行為は裁けないんだから」、「文句言う相手が違う、物言いつけずに流した勝負審判に責任がある」、「そもそも行司に裁定権がないルールにも問題があるよな」と、行司に問題があったわけではないとする指摘も少なからず見られた。

 「行司を問題視する声が少なくない今回の一件ですが、実は規定で行司に反則を裁く権限が定められていないため、行司自身が反則行為を認識したとしても、土俵下の勝負審判から物言いがつかない限りは反則の有無が判断されることはありません。今回の取組では誰も物言いをつけませんでしたが、反則を受けた側の翔猿が勝利したため、反則の有無で取組結果は変わらないとしてつけなかったのでは。ただ、ファンの間では以前から力士に一番近く、同じ目線で取組を見極める行司に反則の裁定権がないのはおかしいという意見は散見されます」(相撲ライター)

 ルールの欠陥が浮き彫りになったという見方もできる今回の一件。協会側が今後ルール変更を検討することは果たしてあるのだろうか。
 
文 / 柴田雅人

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