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【放送事故伝説】あの歴史的シーンが30年近くにわたり間違ったまま放送されていた?

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画像はイメージです

 日本で本格的なテレビ放送が始まってから、2023年2月で70年が経過する。

 1953年8月には民放の日本テレビ放送網でも本放送が始まり、日本の報道に大きな革命が起こった。

 実際に起きた出来事をすぐに報道できるテレビだが、なんとおよそ30年間にわたり誤った状態で放送されていたVTRがあるという。

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 そのVTRの存在は2021年7月7日放送のTBS系のクイズ番組『東大王』で確認された。この日は東京オリンピックの直前スペシャルで、オリンピックにまつわるクイズが多数出題された。

 話題になったのは、1992年のバルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した岩崎恭子が、競技後のインタビューで発した名言を答えるという早押し問題での出来事だった。

 当時の記憶がある人ならピンとくるだろうが「今まで生きてきた中で一番幸せです」が「正解」だった。東大生がボタンを押して「正解」を答えたが、この直後、解答者としてスタジオにいた岩崎本人から「実は違う」と、まさかの物言いがあったのだ。

 話を聞くと岩崎はこの時「今まで生きてた中で一番幸せです」とコメントしていたのだが、当時のマスコミが間違って「今まで生きて『き』た中で一番幸せです」とテロップを付けてしまい、修正されないまま現在まで定着していた、というのだ。

 スタジオでは再び岩崎の当時のコメントが流れたが、確かに「今まで生きてた中で一番幸せです」と発言していた。

 司会の南海キャンディーズ・山里亮太とヒロミは「歴史的な瞬間に立ち会っている」と驚いていたほか、正解した東大生も「このテロップをずっと見てたから(頭に刷り込まれていた)」と語った。なお『東大王』によると、この問題を作る際には「生きてきた中で」という資料しかなく、TBS局内でも発言当初からずっと誤ったテロップが使われ続けていたという。

 ありのままを映すメディアであるテレビだが、予想できないヒューマンエラーは存在するようだ。

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